個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #16】35年以上遡ってもたった7例しかない特殊パターンに該当した2歳新馬が居るんです

個性派記者の本音トーク 赤崎


こんばんは。クラブ情報や馬主情報を専門に扱っている赤崎です。

最近は本当に雨が多いですね。馬によっては「水かきがついているような馬だから、雨なら馬券買った方がいいぞ!」とオススメされる場合もあるので一概には言えませんが、雨で馬場が悪化してしまうと、特に芝のレースでは紛れが生じやすくなってしまうのも事実。

もちろん我々はそんな天候の影響も加味して情報を公開していますが、私とすれば良馬場で各馬が力を出し切るところを見たいのが正直な気持ち。土日はもちろん、追い切りのある水曜、木曜なんかも出来るだけ晴れてほしいところですね。


覚えておきたい
特記事項ホース

6/4(日)阪神5R・2歳新馬(芝1400)
1着:①アトロルーベンス

先週から2歳新馬がスタート。ただ、実は関西勢はそんなに6月新馬に力が入っている様子がなくて。本当の実力馬が出てくるのは宝塚記念デーだったり、7月の中京になるんじゃないかと思っています。

とはいえ、6月前半の新馬戦も注目する必要がない訳ではないですよ。特にこのアトロルーベンスに関してはいいパフォーマンスを見せたと思います。

まずこのレース、芝1400m戦としてはかなりのスローペースではありました。なので後半のラップが高速化するのは当然の流れなのですが、それにしてもラスト2ハロン11秒4-11秒1=22秒5は速いです。阪神芝1400m戦でこれ以上のラップが出現したのは、1986年以降でたった7度ですから。

しかもアトロルーベンスは、この流れを後方から直線だけで差し切りました。レースラップ以上の脚を使っているということですから、能力が一枚抜けていたのでしょう。

こういった走りが出来るのであれば、距離が延びたり直線の長いコースで使っても全く問題ないでしょう。大成するかどうかはまた別の話ですが、ひとまず目をつけておいた方がいい馬には違いありませんよ。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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