
今週から小倉開催が始まります~。馬主情報とかをやってる女・赤崎です。
皆様もご存知の通り、夏の小倉開催は近年削減されて4週間のみ。その分、小倉を意図的に狙って勝負してくる関係者の話は短期間に集中します。
特に、小倉は本州から離れていることもあって、九州を拠点とされている馬主さんの来場が多かったり、その馬主さん絡みの“ご当地ヤリ”話が多かったりと、他の競馬場に比べても特殊なケースが多いんです。
気候は全く異なりますが、雰囲気としては北海道シリーズに似ている部分はありますよね。熊本・宮崎・鹿児島などでは生産牧場がありますし、“九州産馬限定戦”という名物レースもあります。馬産地に近い競馬場という点も函館や札幌に近いですし、滞在での出走があるのも共通点です。
ということで、今日は九州に特にゆかりのある主要な馬主さんをしっかりと覚えておいてもらいましょう! 馬主さんの名前よりも、冠名の方をメインで紹介していきます。その方が分かりやすいでしょうし(笑)。
サンライズ(松岡隆雄/ライフハウス)
カシノ(柏木務)
ゼンノ(大迫久美子)
タムロ(谷口屯)
ダンツ(山元哲二)
そして九州馬主協会の会長は珍名馬でお馴染みの小田切有一オーナー。九州は個性的な方が本当に多いんですよね~。
※ちなみに、九州馬主協会にはソフトバンクホークスのギータ選手(柳田悠岐)なんかも所属されています。馬主デビューは先ですけども。この辺りの話は過去にもしましたね。
あくまで上記の馬主さんはホンの一例なので、他にも大御所から新進気鋭の馬主さんまで、九州ゆかりの方々が多数いらっしゃいます。小倉開催からの推奨レースに関しては“ご当地馬主”が関連した勝負ネタが入ることも多いので、ぜひ注目してみてください。
夏の小倉開催で恒例行事
『メイショウ会』はご存知?
それから、夏の小倉開催では毎年恒例となっている“メイショウ会”というものがあるんですよね。それも大体、小倉記念週にセットされているんですよ。
その名の通り、メイショウの冠名でお馴染み松本好雄オーナーが中心となる会合です。そのため、このタイミングでメイショウさんの馬を預かる調教師さんたちは特に力が入っている……というのは知る人ぞ知る話なんです。
実際、今週の小倉にはメイショウさんの関連馬が多いですよね。土日の小倉24鞍ある中で、メイショウ冠名の馬は延べ19頭が出走。日曜小倉7Rに至っては同じレースに4頭出しですからね(笑)。
もちろん、中にはオーナーさんの都合に合わせて番組を選んだだけ……というケースもあるでしょうから、全部の馬の馬券を買うワケにはいきませんが、中には『小倉開幕週が勝負!』と意気込んで使っている陣営が居ることはまず間違いありませんから、少なくとも今週末の小倉では“メイショウ馬”に注目しておいて損は無いと思いますよ。

赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。