個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #27】ついに新星誕生か?強気の競馬をした今回は史上最速をマーク!

個性派記者の本音トーク 赤崎


普段はクラブ情報や馬主情報を担当しております、赤崎です。

北海道ではサマーセールが行われていますが、とにかく暑くて大変だそう。知り合いの馬主さんも「セプテンバー(9月開催のセール)で良いんじゃないかと思ってしまう……」と脚が重そうでしたが、現場へ駆けつけて馬を落札していました。

あまりの暑さで「今年はもう撤収する」「今年は狙ってる馬が居る後半だけにする」という方も少なくないようで、その影響もあってか「思っていたより安く買えた」という声も聞くんですよね。この辺りはセレクトやセレクションと少々異なる傾向かもしれません。

関西では甲子園での高校野球が閉幕と、徐々に夏も終わりムードですが、むしろ暑い北海道の馬産地の熱はまだまだ冷めなさそうですね。


覚えておきたい
特記事項ホース

8/20(日)小倉1R・障害未勝利(障2860m)
1着:ロックユー

個人的に、オジュウチョウサンのピークアウト、引退後はなかなか大物という大物が出てこない印象の障害界ですが、久しぶりに「コレは!」と思える馬が出てきましたね。先週の小倉で後続をブッチギった、ロックユーです。

今回のブッチギリのレースぶりも良かったんですが、このロックユーは初障害だった7/2中京1Rも悪くない内容だったんです。

この馬の鞍上は西谷誠騎手。初障害のレースでは特に慎重に回ってくるタイプとあって前とは話された5着でしたが、このレースはかなりのハイレベルでした。

★7/2中京1R・障害未勝利
1着ホウオウヴォーヌ
2着セブンデイズ   (次走③着)
3着ディアマンミノル (次走①着)
4着オシリスブレイン
5着ロックユー    (次走①着)
6着アイファーチーター(次走②着)
7着サクラトップラン (次々走①着)
8着コバルトブルー  (以降②②着)

このように、次走以降で好走している馬ばかりが集結していたんですよ。

なおかつ今回のロックユーは障害2走目とあって西谷騎手が強気に騎乗して、早々とハナに立って力を出し切る競馬。勝ちタイムの3分8秒3もコース史上トップ10に入る数字ですし、レースの上がり1マイル101秒台というのは、小倉では史上最速と思われます。

時計面はもちろんのこと、私が個人的に好感を得たのが最終障害の飛越。少々バランスを崩すようなところはありましたが、ジョッキーを置いて行ってしまうかのような勢いで飛び込んで行った姿勢を見るに、難しい障害でも怯まずに飛越できる雰囲気を感じたんです。

今後どのようなローテを組んでいくかに注目ですが、ひとまずはオープン特別でも連勝が大きく期待できる器ですよ。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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