【新潟2歳S】未出走なのに特別登録したフルレゾンってナニモノ？

今週は新潟２歳S＆キーンランドCという二つの重賞が行われますね。実はCHECKMATEでは３週連続で重賞で万馬券を的中させているんです。

ただの万馬券ではなく、３万→３万→９万馬券といい配当をゲットできているんですよね。今週の両重賞でもいい結果をお届けしたいですね。


さて、今回はそんな重賞には“出てこなかった”馬について触れていきます。

今週の新潟２歳Sには、キャロットファームのフルレゾンという馬が特別登録を行っていました。この馬はまだ一度もレースを使っていない新馬。ルール上は出走可能なのですが、結局出走するのは土曜新潟6Rの新馬戦です。

特別登録も無料ではありません。「なんで登録なんかしたの？」と思われるでしょうが、これはキャロットファーム側がルールを逆手にとった策だったんです。


実は今週、新潟の新馬戦に出走している関西馬はフルレゾンの１頭のみです。これは偶然ではなくて、フルレゾン以外は関西馬が新馬戦に出馬投票できない状況だったんです。

競馬場には馬が滞在するための馬房があります。そしてその馬房の数には当然限りがあります。当たり前ですが、新潟は関東の競馬場なので関東馬が優先。関西馬に割り当てられる馬房数というのは少ないんです。

そのため、関西馬の中でもクラスが上の馬から優先して馬房を割り振られるという流れ。新馬戦の馬には馬房が回ってこないんです。

じゃあどうするか？格の高い、重賞に対する出走意思を示す(＝特別登録をする)。それによって優先的に馬房を回してもらえる状況を作ったということ。フルレゾンは新潟２歳Sに出走したいなんて１ミリも考えていなくて、とにかく新潟での新馬戦に確実に出走するために“裏ワザを使った”んですよね。

それだけ新潟でのデビューにこだわったということは、陣営の本気度の高さは……？実際の走りで答え合わせをしたいですね。