個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #33】これだけのハイペースで勝った馬はオープン級間違いなし!?

個性派記者の本音トーク 赤崎


今週は東京、そして京都の開幕週です。

秋の東京開幕週の名物と言えば毎日王冠。そしてその日の最終レースが行われた後に流れるG1のファンファーレ……そう、子供たちによるジョッキーベイビーズです。

今年の目玉は川田将雅騎手のご子息である、川田純煌くん。私は一度では読めませんでしたよ。“ぎんじ”くんだそうです。

もちろん毎日王冠デーの東京では川田将雅騎手が騎乗します。つまり純煌くんにとってはお父さんが見守る中での晴れ舞台なんですよね。

毎日王冠などなどのレースにも大注目ですが、川田さんのDNAを受け継いだ息子さんがどんな乗り方を見せてくれるのか、楽しみですね。


覚えておきたい
特記事項ホース

10/1(日)阪神4R・3歳上1勝クラス(ダ1800)
1着:カレンマックナイト
4着:ガンウルフ

先週日曜の阪神4Rといえば、単勝205.1倍という大穴のヒルノデプラーツを相手の大本線に指名した上で3万2730円的中としたレース。これに関しては加藤さんがまとめてくださっているので、そちらもお読みくださいね。


この日の阪神競馬場は未明に雨が降った影響で、ダートコースは不良馬場で開催が始まりました。この阪神4Rもなかなか速い時計の出やすい馬場状態だったのですが、ラスト1ハロンは14秒1まで失速したんです。

これだけ失速したのは残り1ハロン地点=1600m通過地点の通過ラップが速かったからこそ。カレンマックナイトが先頭で通過した同地点のラップは1分37秒4。東京のダート1600m戦みたいなラップですよね。

実際、これはかなり速いラップです。過去3年にこれだけのハイペースがマークされたレースの勝ち馬を並べてみると……

プロミストウォリア
エクスパートラン
テーオーケインズ
スズカパンサー
クリンチャー
ライトウォーリア
メイショウカズサ
ヴェンジェンス
ウェスタールンド

なんと、スズカパンサー以外の全てがオープン馬です!(スズカパンサーも3勝クラスまでは勝ち上がっています)

そんな激流を強気にマクって勝ったカレンマックナイトに、激流を演出した逃げ馬のガンウルフの2頭は、1勝クラスの中ではかなり高いスピード性能を持っていると言えるでしょう。

2頭ともに距離を短縮しても面白いでしょうね。こんなオープン級のハイペースを刻めるということは、短距離戦にでも対応できるスピードがあるはずですよ。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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