個性派記者の本音トーク 赤崎

【凱旋門賞】こんな馬場なら日本馬が大挙出走すれば……!?

個性派記者の本音トーク 赤崎
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今日は“先週の特記事項”の番外編と言いますか、せっかくですので触れておきたいレースがありまして、コラム連闘です。

先週から秋のGIシーズンが始まった中、海の向こう・フランスでは凱旋門賞があったわね。

勝ったのは地元・フランス所属の3歳牡馬エースインパクト。これで6戦無敗ですって。なんと末恐ろしい!

自身の上がり3ハロンは33秒06(公式発表)だそうで、馬名を体現するかのような圧倒的パフォーマンスでした。

そんな中、日本代表として唯一の参戦となったスルーセブンシーズは4着。ノウハウが確立されているとは言い難いフランス遠征で、ここまで善戦したのは見事の一言です。

後方馬群で脚を溜めて、直線では馬群を縫いながら“オッ”と思わせる末脚を披露。ルメール騎手も一発を狙った良い騎乗だったと思います。


正直、今年は凱旋門賞そのものに対する注目度が日本では低かったと思うんです。昨年がタイトルホルダードウデュースディープボンドステイフーリッシュと大挙エントリーだったこともありますけどね。

私も、スルーセブンシーズが好走するイメージはそんなに湧いていませんでした。キャロットファーム在籍のクラブ馬ですから専門としている範囲ではあったんですけど……。

ところが、レース直前になって良い意味で誤算があったんです。それは、今年のパリロンシャン競馬場が日本馬向きの高速馬場だったこと。しかも“恒例行事”と噂になっている散水も、今年はさほどではなかったようで。

実際、勝ち時計を見比べてみれば一目瞭然でした。パリロンシャン競馬場が大規模改修を経てリニューアルオープンした2018年以降を見てみましょう。

馬名 勝ち時計(馬場)
2018年エネイブル2:29.24(良)
2019年ヴァルトガイスト2:31.97(重)
2020年ソットサス2:39.30(不良)
2021年トルカータータッソ2:37.62(不良)
2022年アルピニスタ2:35.71(重)
2023年エースインパクト2:25.52(稍重)

パリロンシャン競馬場は新装開店して以降、かなり時計を要する馬場になったと言われてきていて、そこに毎年のように悪天候が重なって、タフな決着が相次いでいたんですが……今年は稍重発表なのに絶好の馬場状態に。アレアレ、ここは東京競馬場でしたっけ?(苦笑)

ここ数年、めちゃくちゃパワーが必要な馬場に苦戦して敗れた陣営はこう思ったことでしょう。『今年は高速馬場かい、先に言ってよ!』と……。

解説としてテレビ中継に出演していたユタカさん(武豊)が「この馬場ならドウデュースで十分太刀打ちできたかも」というニュアンスの言葉を発していた記憶がありますが、私もその通りだと思いました。

まあ、こんなのは結果論でしかないんですけど、何とも間が悪いというか、近年の結果で日本陣営が気乗りしづらくなった時に限って……というのが競馬の難しいところであり、面白いところ。

どれだけ力がある馬でも、何かひとつ噛み合わない要素があればコロッと負けますし、逆もまた然り。それを様々な情報から先回りして、他では獲れない馬券を仕留める時が一番の快感です。

そういった的中馬券をしっかり積み重ねていけるよう、秋の東京・京都開催でも頑張ります! どうぞご期待くださいね。

赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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