秋華賞週は3日間開催明けというスケジュール。マスコミはもちろんなのですが、騎手としてもちゃんと休めるのは火曜だけで、水曜からは追い切りのためにトレセンへと集まるというハードスケジュールです。
ただ、その休日の火曜もジョッキーたちは大忙し。実は阪神馬主協会主催のセミナーが行われていまして、多くのジョッキーがそちらに出席していたんですよ。
馬主さんの皆さんからしても、こうして調教師やジョッキーたちと交流を深められる場所は貴重ですからね。新人馬主さんなんかは「●●騎手と一緒に写真を撮ってもらった」と自慢しているような方も(笑)。
これはジョッキーとしても貴重なアピールの場。新しく会う馬主さんに「良かったら乗せてください」ってアピールするには絶好のタイミングですもんね。こういったところから始まった繋がりが、いつか大きな舞台で花開く……なんてこともあるんですよ。
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:エミサキホコル
皆さん、新装京都競馬場には行かれましたか?私はまだ行っていないんです……というくだりを以前にもここで書いたような気がしますが、そんな京都コースの研究はしっかりと進めております。
中でも途轍もなく強いバイアスがかかっているのがダートコース。春の1回京都で行われた主要条件のダート戦(1200・1400・1800m)が59鞍あったのですが、4角7番手以下から連対したのはたった7頭しか居ませんでした。連対馬は全部で118頭ですから、割合で言えば5.9%ぐらいですね。
とにかく4コーナーの時点でポジションを上げておかないと勝ち負けできないのが京都ダートの特徴。砂質の問題もあると思うので、その内傾向が変わってくるかもしれませんが、基本的には先行馬重視が鉄則になりそうです。
秋の2回京都開催もこの傾向は変わらない様子。先週行われた京都ダート戦17鞍の内、4角7番手以下から連対したのはただ一頭だけ。それがエミサキホコルです。
CHECKMATEでは【前日情報・ワンコイン馬券】でエミサキホコルを本命に指名。『ワンコインで買うなら』とした馬連1点目400円的中(=回収率400%)を筆頭に完全的中としました。
様々な理由があっての本命◎指名でしたが、今回は“単系”の馬券に配当妙味もある状況でしたよね。前走で1800m戦に出走して8着と敗れた分だけ2番人気止まりでしたが、ベストの1400m戦ならば、こうして他の馬が軒並み敗れてしまうような競馬をしても勝ち切ることができるんです。
京都で続戦ならばもうちょっと前目で進められるようになってほしいところですが、ひとまず昇級しても通用するだけのポテンシャルは持っているはず。“異例の勝ち方”だったことは覚えておきましょう!
赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。