個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #38】致命的な不利を覆したロードアヴニールは確かに強い!しかし次走には落とし穴も!?

個性派記者の本音トーク 赤崎


今回は先週起こったとんでもないレースについて。

前置きはなしにして、さっそく本題に行きましょう。


覚えておきたい
特記事項ホース

11/11(土)京都6R・3歳上1勝クラス(ダ1800)
1着:ロードアヴニール

CHECKMATEでは土曜京都6Rを【前日情報:ワンコイン馬券】の1鞍として公開しておりました。そこで◎本命としていたのがロードアヴニール。『ワンコインで買うなら』の1点に公開していたワイド1点を含め、完全的中をお届けしました。

【前日情報:ワンコイン馬券】
(シルバーランク以上の方限定)

[11月11日(土)京都6R]
◎ロードアヴニール
○モズバンディット(5番人気)
△リュクスドレフォン

馬連1点目:2370円的中
3連複:2310円的中
3連単:1万0580円的中

『ワンコインで買うなら』
ワイド◎○1点:660円的中
(回収率660%)


このレース、まだ映像で見られていない方はぜひ見ることをおすすめいたします。それぐらい強烈なレースでした。

何が起こったかと言いますと、1コーナーの手前で躓いた⑥クープランのジョッキーが落馬。制御不能となった空馬が外ラチに向かって逸走していったんです。そして、その空馬のすぐ外に居たのが大外枠の⑩ロードアヴニールでして。大きく外に振られる形になりながら、最後は豪快に差し切ったというレースでした。

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さて、逸走の直前、同じような位置に居たのが⑧タガノエヴリンという馬でした。スムーズならロード、タガノの両馬は同じぐらいのポジションとなっていたはずですが、前述のアクシデントで大きく位置が離れました。前半3ハロンの推定通過ラップは、タガノ37秒3に対して、ロード38秒91.6秒の差が出ています。

個人的には外を回す距離ロスからしてもっと大きな不利だったと考えていますが、ここでは仮に約1.5秒の不利があったという計算にしましょう。そうすると、走破タイムから引き算するとロードアヴニールは1800m=1分52秒8ぐらいでは走れたはずです。

翌日に行われたダート1900m戦はヤマニンウルスという評判馬が楽勝しましたが、1800m地点の通過ラップは1分53秒ぐらいでした。もちろん馬場差などを考慮する必要はありますが、恐らくロードアヴニールのパフォーマンスはヤマニンウルスとも遜色ないレベルだったと言えるんですよね。


ただ、これだけ目立つ競馬をしましたから、ロードアヴニールの次走は過剰人気必至と言える状況です。2勝クラスも楽に勝てるだけの馬ではありますが「危うさも秘めている」と関係者が話していたように、揉まれる競馬では力を出せないパターンもある馬ですから。騒がれるであろう次走はちょっと慎重に見たいです。

そしてもう一つ。今回は勝ったから良かったものの、競馬というのはこういう大きなアクシデントがあるんです。特に先週は地方・中央で落馬が連続してしまっていて、ちょっと心の落ち着かない一週間でした。

無事に開催が終わることを祈るとともに、我々もそういったアクシデントが起きてしまう可能性というのをしっかり考慮した上で【安定投資】で競馬と向き合っていきましょうね。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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