突然ですが、皆さん『猫ミーム』とは何か知ってますか?
簡単に言うと、特定の猫の映像素材を使って動画を作成することが流行っているんです。楽しいシーンには陽気な音楽と共に踊っているような映像で、悲しいシーンでは子猫が頭を抱えて悲鳴をあげているような映像を合わせて、人の日常などを表現するというもの。
最近はSNSを使っている人が本当に増えたので、こういうネット特有の流行りものがちょこちょこと出てくるんですよね。
これ、競馬界でも同じことが結構あったりします。
馬具とか飼料(エサ)なんかはこういう“流行り”が珍しくなくて、とある厩舎が新しいものを導入して結果が出ると、他の厩舎も追従して同じことをやり始めるというシーン、何度も見てきましたね。
もう何年も前になりますが『コンプレッションフード』がまさにこのパターンでした。人間で言う加圧シャツみたいなもので、馬の顔にピッチリと張り付くタイプのメンコ。最初はあまり使っている厩舎も居なかったのですが、徐々に有名になっていった感じでしたね。
我々情報班からすれば、こういった流行りをしっかりと把握するのも大事な動き。猫ミームはさておき、競馬界のトレンドには置いて行かれないようにしないといけませんね。
覚えておきたい
特記事項ホース
13着:タガノビューティー
今年の根岸Sは、一言で異常な展開でした。
■前半通過ラップ
600m:35秒8
800m:48秒3
1000m:60秒6
これらは、全て東京ダート1400mで行われた根岸Sとしては、最も遅いラップだったんですよね。
一言で言えばドスロー。直線に入った後、残り400~200m地点で11秒4というかなり速いラップがマークされたように、全馬が十分に余力を持ったままレース終盤を迎える形。これでは後方待機勢は厳しいです。
特に今回最も不利だったのがタガノビューティーでしょう。
東京の長い直線では安定して末脚を発揮できるタイプですが、今回はスローペースの影響で差し馬が好走出来る流れにはならず。更に、ゲートで若干の出遅れもありましたから、位置取りが悪くなるロスもあったんですよね。
4コーナーでは上手く捌けず追い出しがワンテンポ遅れましたし、今回ばかりは仕方ないとしか言いようがありません。度外視すべき結果だったでしょう。
これだけ特殊な展開になりましたから、上位勢も下位勢も当レースでのパフォーマンスを信頼できないのは一緒。根岸S組と再戦する際には、逆転に期待して良い状況だと考えていますよ。

赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。