我らが栗東のビッグボス・堀江さんは、先週日曜の函館5Rでしっかりと万馬券を仕留めていましたね♪
(シルバーランク以上の会員様限定)
[6月9日(日)函館5R]
◎グランカメリア(2番人気)
★エメラヴィ(8番人気)
△カルミネイション(5番人気)
3連複:1万0130円的中
ただでさえ、各馬が初出走とあって“戦績”というファクターが存在しない新馬戦。更に舞台は現地調整がメインとなる函館。馬券攻略にあたって関係者情報が必須というレースでしたが、ビッグボスはさすがですね。
堀江さんがどんな情報を公開していたかも見ていただきたいんですが、その時に堀江さんが同時に書いてくださったのが『先週の特記事項での分析が結果に繋がっている』という話なんです!
函館の新馬戦での公開情報もそうですが、是非堀江さんが『先週の特記事項』についてどのような説明をしてくださっていたのかも、見てみてくださいね!
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:クロワデュノール
今年の2歳新馬戦は、この2週間で11鞍が施行されました。やはり6月デビューの組というのは、早期デビューが早くに決まっていた組。陣営もしっかりと仕上げてきている印象ですね。
その分だけレースで高いパフォーマンスを見せられる馬も多いということ。特に先週のクロワデュノールは相当強かったですね~。
まずは勝ちタイム=1分46秒7。これは芝1800m戦の新馬戦における史上2位のタイムです。とはいえ、1位は新潟外回りのレース。東京芝1800m戦としては史上最速の好タイムです。
東京芝1800mの新馬戦と言えば、近年はジオグリフ、タスティエーラなどがデビューした舞台。後の皐月賞・ダービー馬よりも速い時計でまとめ上げたクロワデュノールのレースぶりは素晴らしいものです。
さて、今回はその中でも昨年のダービー馬・タスティエーラにフォーカスを当てて比較してみましょう!
というのも、タスティエーラ組とクロワデュノール組はどちらも『連続開催の16日目』に行われたレースに出走。そして、前半のラップ構成が非常に似ているんです。
前半600m | 前半800m | 前半1000m | |
---|---|---|---|
タスティエーラ組 | 36.8秒 | 48.9秒 | 61.3秒 |
クロワデュノール組 | 36.9秒 | 49.4秒 | 61.3秒 |
前半800m通過地点こそ0.5秒の差がついていますが、1000m地点の通過タイムは全く同じ61.3秒。タスティエーラ組が11月末だった分だけ馬場状態の差を考慮する必要はありますが、裏を返せばクロワデュノール組はまだ半年若い状態で走っていますからね。これら両レースの前半は“ほぼ同じ”と見ていいでしょう。
その上、後半のラップタイムも見てみましょうか。
後半600m | 後半800m | 後半1000m | 決着タイム | |
---|---|---|---|---|
タスティエーラ組 | 33.5秒 | 45.9秒 | 58.3秒 | 1.47.2 |
クロワデュノール組 | 33.9秒 | 45.4秒 | 57.3秒 | 1.46.7 |
上がり600mこそタスティエーラ組の方が速かったですが、上がり1000mのタイムはなんと1秒もクロワデュノール組の方が速いんです!
前半1000m地点の通過タイムが同じ61秒3なのに決着タイムに差が生じたのは、何よりもこの後半ラップの速さが理由。繰り返しですが、タスティエーラは後のダービー馬ですからね。これを超える時計をマークするなんて、素晴らしいの一言。
ちなみに……
良馬場・東京芝1800m戦で前半1000mが61秒0~61秒5で進行、つまりクロワデュノール組と似たペースで流れたレースは過去に263例あります。これは新馬戦だけではなく、オープンや重賞も含めた話です。
その263例の中で、後半1000m=57秒3というのは史上2位タイの記録なんですよ。1位はG1③着馬・エーシンリターンズが勝ったメイS。そして2位タイのもう一例はダノンキングリーが勝った共同通信杯です。
これらと遜色ないラップを2歳6月の新馬で刻んだクロワデュノール、すごくないですか?少なくとも重賞を勝つだけの馬だと思いますし、今後の動向から目が離せません!
赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。