個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #70】『オッサンの覚醒』はホントだった!今回の敗戦は不運なだけ、以降も要注目!

個性派記者の本音トーク 赤崎


今年もセレクトセールが終了しましたね~。詳しいことや現地でのネタは他の情報班の方々も触れてくれると思いますので、私は“馬主”情報班ならではの視点を少々。

ノーザンファームだったり、ダノックスさん藤田晋オーナーといった高額馬をバンバン落札していく方々とすればセレクトセールが終了してひと段落という気持ちかもしれませんが、個人馬主の多くは「これからだ!」と、先を見据えているタイミングなんですよね。

というのも、毎年のことなのですが、セレクトセールって本当に値段が高いんです。だからこそG1馬を所有するような有名なオーナーでも「今年は全て競り負けた」と言っていたように、落札できず終いの方も少なくありません。

そこで目を向けられるのが、セレクションセールサマーセールといった“次”のセールです。

今年のセレクションセールは7/22~24の3日間。サマーセールは8/19~24の6日間開催と、こちらはセレクトセールよりも更に長い時間をかけて行われる大型セール。それだけ馬主さんたちにはチャンスが広がる訳ですし「セレクトで買えなかった分はコッチで!」と息巻いているんです。

先週はセール絡みの情報で万馬券的中をお届けできましたが、これから先もまだまだ注目が必要です。もちろん、今週末なんかはかなり楽しみですね!

【個性派記者の本音トーク:赤崎】
(シルバーランク以上の会員様限定)

[7月7日(日)函館11R]
◎キミノナハマリア
▲マイネルエンペラー
△ニューノーマル(10番人気)

馬連2点目:1450円的中
3連複:1万7470円的中
3連単:5万6320円的中


覚えておきたい
特記事項ホース

7/7(日)福島11R・七夕賞(芝2000m)
4着:ダンディズム

ダンディズムと言えば、毎度出遅れて後方追走というのがお馴染みの馬でした。時には18頭立ての18番手を追走していた時もあったぐらいで、時には前半3ハロンを推定40秒台でノンビリ……なんてこともありました。

そんな馬が三浦騎手へと乗り替わった今回の七夕賞、いつも通りゲートの出は悪かったのですが、鞍上が促すとすんなり行き脚がついて、なんと1コーナーの時点で5番手。確かにこの中間はすこぶる調子が良かったそうですが、それにしてもこんなポジションにつけられるなんて、驚きです。

普通の展開であれば勝ち負け濃厚の位置取りだったのですが、一つ不運だったのが“展開”です。今年の七夕賞は前半1000m=57秒3という超ハイペースで進行。これは福島芝2000m戦における史上3位の記録だったんです。

この激流を前受けして4着なのだから大健闘とは言えますが、単勝8番人気ながら本命に指名していた私たちからすると「なんで勝負をかけたタイミングでこんなペースになってしまうのか……」と、どうしても悔しさが勝ちますね。もう少し常識的なペースだったら、勝ち負けになっていたでしょう……。

とはいえ、陣営が言っていた「8歳のオッサンだけど、ここに来て覚醒しているかもしれない」という声が本当であることは、実際のパフォーマンスを見ても確かですね。噛み合えばどこかで一仕事する可能性が高い馬ですし、今後もしっかりと動向を追っていきます!


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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