改めて、先週及び今週の新潟競馬は『競走時間帯の拡大』という特殊な状況での開催となっております。
開催前はどうなるかと思いましたが、映像で見ている分には時間帯が遅いだけであまり気にはなりませんでしたね。夏場だと18時ぐらいでも全然明るいですから。
私も本当は現場で見届けたいんですが、どうしても競馬場以外での情報収集も大事になりますからね……。この辺は、実際に現場へ足を運んでいる情報班の方々の報告などをしっかり聞き込んでいきたいと思います。
で、2場開催かつ時間帯の拡大もあったということで、レース当日の内に情報収集だけでなく、タイム面の分析もじっくり行うことができたんです。
そして先週末の新潟では『とある大レコードをマークした馬に迫る、素晴らしいパフォーマンスを見せつけた馬』の存在があったんです(しかも5着以下に負けているので、次走で一本被りの人気になることもないはず!)。
実はこの馬に関しては“とある理由”から今週の特記事項ホースには採り上げないのですが、次走でふさわしい条件へと駒を進めてくるようであれば、その時は良い馬券になってくれるのではないでしょうか。
明日からは8月。まだまだ夏真っ盛りですが、現場では既に秋競馬の向けた話も出てきています。我々はいかに先回りして準備を進めていくかが一つ重要なポイントとなりますので、夏だけじゃなく秋以降に向けてもしっかりスタンバイしていきますよ~!
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:アルテヴェローチェ
札幌は函館と違って芝1500mという条件が組めるのが面白いですよね。スタートしてすぐにコーナーが待ち構えている分だけ枠の有利不利はありますが「洋芝に使いたいけど1200mじゃ忙しい、1800m以上だと距離が長い」というマイラーには絶好のコースです。
そんな札幌芝1500mで行われる2歳新馬戦では、1分29秒台の時計が出た際には要注目。そもそも該当例が片手で数えるほどしかありませんし、特に近年では……
→新馬戦を1分29秒5で勝利
・アドマイヤセプター(重賞②着)
→新馬戦を1分29秒3で勝利
・オパールムーン(重賞②着)
→新馬戦を1分29秒4で勝利
と、このような重賞好走馬ばかりが該当するんですよね。
今回1分29秒9という好タイムで勝ち上がったアルテヴェローチェも今後が楽しみですし、この馬の場合はレースの上がり3ハロンが35秒2と、洋芝の札幌としては速いタイムでまとめての勝利だった点にも注目。
というのも、前述の3例と比較してもアルテヴェローチェ組の方が上がりタイムが速いんですよね。加速ラップでまとめた辺りにまだまだ余裕も感じられましたからね。どんな活躍を見せてくれるか、期待しましょう!

赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。