個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #74】実に1800例以上ある『新潟の外回りレース』における最速が出現!

個性派記者の本音トーク 赤崎


今週からは中京開催がスタート。ということで、実は夏競馬は残り4週間で終了となってしまいます。早いですね~。

夏競馬が終了すると、9/7からは秋競馬。関西は変則日程の影響で夏に引き続き中京開催が行われますが、関東では中山へと開催場が移ります。

開催前の競馬場はゴール板に布がかかっています

やはりこの開催替わりというタイミングは非常に重要。馬主情報班からすると、やはりそれぞれをご当地としている馬主さんがいらっしゃって、そういった方々が勝負をかけてくるタイミングというのは、見逃せない馬券の獲りどころにもなるわけです。

既に秋競馬に向けた情報収集も水面下で動いています。夏競馬終盤はもちろんのこと、秋競馬もぜひご注目くださいね。


覚えておきたい
特記事項ホース

8/4(日)新潟10R・3歳上1勝クラス(芝1600)
4着:アランヴェリテ

母ルミエールヴェルテの産駒ってみんな同じような特徴を持っているんです。それは、無理やりにでも逃げることで味が出る、という点。

この産駒で初勝利を挙げたのがリアンヴェリテという馬でしたが、同馬が挙げた8勝の内7勝がハナを切ってのもの。弟や妹たちも含めると産駒で15勝を挙げていますが、その内11勝が逃げの手を打っての勝利なんですよね。

先日のマーメイドSを逃げ切ったアリスヴェリテもこのルミエールヴェルテの産駒。とにかく逃げてナンボという、面白い血統です。


もうお分かりかとは思いますが、今回採り上げるアランヴェリテも同じ血統。今回は「何が何でも逃げる」という陣営の話通り、スタートダッシュはそこまで速くなかったにもかかわらず、無理やりにハナを切って大逃げの競馬となりました。

そして、そのアランヴェリテが刻んだ前半1000mの通過ラップが56秒6という凄まじいハイペース。どれぐらいすごいかと言うと、新潟競馬場が左回りになった2001年以降、先週までに外回りコースで行われた1812鞍の中で最速の通過タイムだったんです!

アランヴェリテは最終的に4着となってしまいましたが、これだけ異常なハイペースで先行していては仕方のないところ。もう少し常識的なペースで先行するか、もしくは距離を詰めることで活路を見出せるのはないかと見ていますよ。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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