
馬主・クラブ情報班の赤崎です。
今日は少々手短になってしまうのですが、今週末に出走を控えている“例の馬”のお話を。先週は堀江さんがそのことについて少し触れられていましたね。
私からも【今週の特記事項】の更新時にこの馬のことを何かしらお伝えしようと思っていたのですが……
現時点では詳細の公開はNG
と、某馬主関係者に厳しく言われてしまいました……。
ただ“情報規制”というのは珍しい話ではありません。『現場で限られた関係者しか知らない話がある』というシチュエーションは決して少なくありませんし、それをヒミツのままにしておくということも多々あるんですよね。
続報に関してはしばらくお待ちください。もちろん、また進展があればお伝えいたしますよ。
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:カズペトシーン
カズペトシーンは1勝クラスへ昇級後、なかなか馬券に絡めない時期が続いていたのですが、改めてダート中距離戦へと矛先を向けた6/30小倉12Rが鮮やかな差し切り。
昇級戦となった7/7小倉9Rでも3着と好走し、更に距離を延ばした今回の大府特別では、なんと後続に6馬身差をつけての大楽勝でした。これはもう、完全に覚醒したと言っていいレベルでしょうね。
もちろん、ただ単に大差をつけて勝利したから評価しているわけではありません。
今回カズペトシーンがマークした上がり3ハロンのタイムは36秒0。良馬場の中京ダート1800m戦において、上がり36秒0以下の末脚を行使して勝ち切った馬は、過去に18頭しか居ません。
ただ、その中には『スローペースから上がりだけの勝負で先行押し切り』という馬も居るんですよね。こういったパターンは高評価の対象外となるのですが、カズペトシーンの場合はレースの前半3ハロンが36秒台と、ある程度流れていたんですよね。
前述した上がり36秒0以下をマークした18頭の中で、レースの前半3ハロンも36秒台の流れだったレースは……
16年サウンドトゥルー(チャンピオンズC)
17年ゴールドドリーム(チャンピオンズC)
19年インティ(東海S)
19年クリソベリル(チャンピオンズC)
21年テーオーケインズ(チャンピオンズC)
24年カズペトシーン(大府特別)
と、今年の大府特別以外は全てが重賞。ほとんどG1というかなりのハイレベルなんです。
もちろん、決着時計の面ではまだまだ重賞・G1級とは言えませんが、これだけ強烈な末脚を行使できることは大きな強み。今後更に成長してくれば、大舞台でも期待できる一頭になるかもしれませんよ。

赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。