個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #79】今週は特別版!“特記事項級”の馬を2頭ピックアップします!

個性派記者の本音トーク 赤崎


今週の【特記事項ホース】は別で採り上げることとするのですが、9/8日曜中京6Rを勝ったダブルハートボンドは相当に強かったですね!!

この馬は初出走・初勝利を挙げた際に特記事項で採り上げていた馬なんですよね。

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今回も相変わらず中間の調教本数は少なかったですが、今回は初戦と比較しても相当なハイパフォーマンス。勝ちタイムは初戦から2秒詰めて1分51秒2という素晴らしい記録を叩き出しました。

ちなみにこの1分51秒2というタイムは、今年良馬場で行われた中京ダート1800m戦における最速なんですよね。少々時計の出やすい馬場状態という点を考慮しても、この時計は1勝クラスとしてはかなり優秀。

関係者からも「とにかく脚元さえ無事なら」という声が出ていたように、今後も体質面がカギにはなりますが、更なる活躍が期待できる好素材に違いありませんね。


覚えておきたい
特記事項ホース

9/7(土)中京12R・3歳上2勝クラス(ダ1200)
2着:タカネノハナコサン

ダブルハートボンドは今回ですら単勝1.1倍、次走も圧倒的1番人気に推される可能性が高いだけに、馬券妙味という観点では微妙なところ。今回の特記事項ホースは、次走でまだ妙味ありと見てタカネノハナコサンにします。

この土曜中京12Rは、厳選勝負レースにて1万0820円的中を筆頭に完全的中を仕留めたレースですね。

【厳選勝負レース】
(※シルバーランク以上限定)

[9月7日(土)中京12R]
◎スターターン
▲タカネノハナコサン(3番人気)
△ロイヤルソウル(8番人気)

馬連2点目:620円的中
3連複:5510円的中
3連単:1万0820円的中


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このレースは◎スターターンが鮮やかな勝ちっぷりを見せてくれたのですが、個人的には逃げ粘っての2着だったタカネノハナコサンが“頑張った!”と言えるレースだったと考えています。

というのも、良馬場の中京ダート1200m戦において、前半3ハロンが34秒1以下のハイペースが記録されたのはこれまでにたった10例しかありません。昨年は3勝クラスで1度だけ、一昨年も上級条件ばかりで3例でした。

これだけのハイラップが刻まれると、なかなか逃げ馬がそのまま粘り込むというのは難しいんですよ。特に昨年、一昨年の4例でこのハイペースに耐えた逃げ馬の好走は、タカネノハナコサン以外ではたった1頭だけ。それ以外のレースは逃げ馬は失速しています。

タカネノハナコサンは1年半ほどの長期休養を経ての叩き2走目でこれだけの走りを見せたのですから、まだまだ良化の余地を残していることを踏まえても、更に上のクラスで通用の可能性を秘めているということ。脚元さえ無事ならば、今後が楽しみな一頭ですよ!


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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