個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #88】思わず二度見レベル!驚愕の好タイムながら、まだ時計を詰める余地があった?

個性派記者の本音トーク 赤崎


来週はいよいよジャパンカップですね~。CHECKMATE情報班も当日は各地で情報収集を行う予定で、もちろん現地・東京競馬場へと足を運ぶスタッフも少なくありません。

今年は実績ある外国馬が来日しますし、当日の競馬場にはイチローさんも来場するらしいじゃないですか。さすがにこの件に関してはトレセンの関係者とも盛り上がりました。「イチローを見に行くだけでも価値あるやろ!」って、野球ファンの関係者は興奮していました(笑)。

更に水曜になって、当日の東京競馬場で行われる2歳戦ベゴニア賞に、川崎競馬の所属馬が出走を予定していると発表がありました。その鞍上が、現在南関東競馬で期間限定騎乗をしているミカエル・ミシェル騎手なんですよね。

昨年は地方馬の参戦もあって盛り上がったジャパンカップ。果たして今年はどのようなレースになるでしょうか。そしてジャパンカップが終わればラスト1開催ですか。時の流れって早いですねえ……。


覚えておきたい
特記事項ホース

11/9(土)京都4R・2歳新馬(ダ1800)
1着:ナルカミ

人間の脳って信じられないものを見たり聞いたりすると、思わず『間違ってるんじゃないか?』と思ってしまいますよね。アーモンドアイの2分20秒6(18年ジャパンC)、リバティアイランドの上がり3F31秒4(新馬戦)なんかがそうでした。

ナルカミの新馬戦もインパクトで言えばそれに近しいものがありましたね。何せ良馬場・ダート1800mでの新馬戦において、1分51秒台で決着したレースはたったの1例のみ。今回のナルカミのレースだけです。

全体時計に関しては一般マスコミでも大々的に報じられていましたが、私が注目しているのは【前後半のラップ構成】なんですよね。

わかりやすく『順位』で比較しましょう。

勝ちタイム=1分51秒2は今年の京都ダート1800m戦における2位の記録でした。良馬場なら1位です。信じられません。

では前半800m=49秒9はどうでしょう?なんと、今年の同コースにおける68位の数字なんです。

ということは、後半800m=48秒6ってすごい記録ですよね。お察しの通りで、同コース今年2位、良馬場1位の記録でした。

私は思うんです。「前半から本気を出していたら、多分1分50秒台に突入していたよね」と。ダート馬だけに戦法の幅を広げられるかどうかはカギになりますが、今後も目を離せない逸材に違いありませんよ。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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