個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #95】着順は悪くても、吹き荒れる強い風に抗っての走りに価値がある!

個性派記者の本音トーク 赤崎
赤崎

馬主・クラブ情報担当の赤崎です。

月曜日に公開した提供レースに関しては様々なお礼のご連絡を頂いているとのこと。皆様、いつもありがとうございます。

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このレースに関しては、【先週の特記事項】で採り上げていた◎スナークラファエロが今回も強い勝ち方をしてくれましたね。昇級してもゴール前で余裕をもって流すような格好となったのですから、オープンでも良い競馬を見せてくれるはずでしょう。

もちろん◎スナークもそうなのですが、実はこのレースには万馬券的中に繋がった“大事な要素”が存在します。こちらについてはまた木曜日に記事を更新したいと思っていますので、そちらも是非ご覧くださいね。

また、以下で公開する内容も含めて【先週の特記事項】にも引き続きご注目くださいね!

▼スナークラファエロの前走について

覚えておきたい
特記事項ホース

1/13(月)中京9R・成田特別(ダ2400)
9着:ユアフラッシュ

月曜の中山競馬場はなかなか特殊なコンディションでして、関東情報班いわくかなりの強風が吹いていたという話。

「とにかくヤバかったのが検量室前。あそこは風を遮っているものがないから、かなり強い風が吹き抜けるような感じ。コースで言えば最後の直線向かい風になる状況だったね」との報告が入っていました。

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1/13(月)撮影

この風向きだと、向正面は各馬を押すような追い風になります。月曜の中山は向正面で背中を押されてペースが上がってしまい、最後の直線の向かい風で苦しくなる、そんなイメージでしたね。

ダート2400m戦で行われた中山9Rは、先行勢にとってかなり厳しい状況。何せダート2400m戦は向正面がスタート位置であり、そこからコースを1周半。つまり向かい風が吹く最後の直線を2度通過しなければならない、タフなシチュエーションだったんです。

スタート直後は追い風で勢いがつき、その後は向かい風を受けながらの先行争い。再び向正面に入ると今度は追い風で、勢いがついた差し馬たちがマクってくる。そんな展開になったたため、ほとんどの先行勢が3コーナーを回る前に後退していってしまったのです。


ただ、このレースで果敢に2番手から進めたユアフラッシュは、他の先行勢が厳しくなって失速する展開を、4角先頭で立ち回るタフな競馬を披露しました。

さすがに、向かい風に抗わなければいけない最後の直線ではさすがに力尽きてしまいましたが、このサバイバルレースのような展開を直線入口まで耐えていたのは評価できる点。しかも、右トモを落鉄していたというのですから、内容は濃いですよ。

近走はダートの長丁場ばかりに使われてきましたが、この感じならば1900mや2000m戦に出走しても、先行粘り込みが期待できそうな雰囲気。既に水面下で「次走は東京の2100mか、京都の1800mか」という話が出ていますから、そこでも注目したい一頭です。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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