個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #97】プロキオンSで主役となった音無厩舎に最終レースでも注目!

個性派記者の本音トーク 赤崎
赤崎

突然ですが、先日私は『音無厩舎の引退ヤリに注目』という記事を公開いたしました。皆様、そちらはお読みいただけましたでしょうか?

▼まだ読んでない方は要チェック!

そんな音無厩舎、先週のプロキオンSでは◎サンデーファンデー○サンライズジパングでワンツーを決めましたね!

CHECKMATEでは単勝5番人気のサンデーファンデーの方を本命に指名し、馬連1点目的中&3連単の万馬券もキッチリ的中としました。

重賞・GⅠレース

[1月26(日)中京11R]
プロキオンS(G2)
◎サンデーファンデー(音無厩舎・単勝5人気)
○サンライズジパング(音無厩舎)
★ドゥラエレーデ

馬連◎○1点目:1080円的中
3連複:1240円的中
3連単:1万0680円的中

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定年で引退を迎える厩舎のラストスパートは決して珍しい話ではないのですが、今回に関しては重賞でのワンツー決着。しかもかねてからお伝えしているように、音無厩舎はJRA通算1000勝が視野に入っている状況ですから、これは本当に大きい1勝になりましたよね。

ただ厩舎サイドは「何も文句はないし嬉しい結果なんだけど、1番人気のサンライズジパングを勝たせることができなかったってことでもあるから、なんというか複雑な心境なんだよね」と、2頭出しらしい悩みを口にしていましたね。

何はともあれ、これはどちらも本気で送り込んでいたからこそ出てくる言葉。1000勝達成まであと6勝、間に合わせられるかどうかまだまだ注目です。


覚えておきたい
特記事項ホース

1/26(日)中京12R・4歳上2勝クラス(芝1400)
2着:トラペジスト

先週の日曜中京11Rは音無厩舎にとって最高に近い結果が出た訳ですが、一方で最終12Rは悔しさの溢れる結果に。管理馬のトラペジストがハナ差の2着に敗れてしまいました。

ただ、厩舎としては痛恨の僅差負けなのですが、レース内容としては全くもって悪いものではなかったんですよね。

まず大前提として、この日の中京競馬場は向正面が向かい風となる向きの風が目立っていたんです。プロキオンSの勝利騎手インタビューで鮫島克駿騎手もこの点に言及していましたね。

その上でトラペジストのレースは前半600m=34秒2、1000m=57秒0というペースでした。これがどれほど速い流れだったか、同じ1月に[芝1200m戦]で行われたリステッド・淀短距離Sのラップ構成と比較して見てみましょう。

淀短距離S 1/26中京12R
600m通過タイム 34.5秒 34.2秒
800m 46.0秒 45.8秒
1000m 57.1秒 57.0秒
1200m 68.7秒 68.7秒

このように、ほぼ遜色ないラップ構成なんです。

もちろん両レースは全体距離が違いますから、その分だけ坂の設置位置にも違いはあります。とはいえ、開催最終週のトラペジスト組の方が淀短距離Sより速いラップを刻んでおり、しかもこれが前述の通り向正面で向かい風を受けながらのラップというのですから、淀みないペースであったのは間違いないでしょう。

当然のように直線では差し馬が台頭する競馬となりましたが、トラペジストだけは先行策を打った上で2着に好走。2勝クラスをすぐに勝ち上がれるだけの能力があることは確かですし、距離をもう一度詰めても十分に対応できるでしょう。

順調に続戦できるようであれば、もしかするとこの馬が音無厩舎の1000勝達成のカギを握る一頭になるかもしれませんからね。今後の動向はしっかりと注目していきたいところです。

赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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