
こんにちは、赤崎です。早速ですが、皆様この駅のことをご存知ですか?

これはJR藤森駅です。なぜかこの駅の名前は『藤森』ではなく『JR藤森』なんですよね。ちなみに『藤森駅』は京阪本線の駅に存在します。
なぜこんな駅の写真を急に撮ってきたかというと……
「私、今年の初詣をしていない!」
と思ったからなんです。
実はこのJR藤森駅の近くには、競馬ファンや関係者の間では有名な『藤森神社』というところがあるんですよ。実際に“馬の神”だなんて表記もありますからね。


藤森神社がなぜ競馬ファンや関係者にとってお馴染みの神社になったのかは諸説あります。1200年以上続く伝統奉納である『駈馬神事』という儀式だったり、タマモクロスのオーナーが参拝してから天皇賞の春秋連覇を達成したとか、色んな話がありますね。
中には「藤森神社は菖蒲の節句発祥の地。“菖蒲”と“勝負”は同じ音でしょ」と言っている方もいるのだとか。
ということで、私はこの競馬にゆかりのある神社で遅くなった初詣をしてきたのでした。願い事は色々ありますが、全人馬無事に……というのが一番ですね。
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:ジャスティンアース
初めてのダート戦に挑戦したジャスティンアースでしたが、その結果は後続を5馬身突き放しての大楽勝。とにかく『ダート適性が高かった』というのがこういった競馬になった理由でしょう。
1分23秒台前半の走破タイムも優秀だったのですが、私が目をつけているのは“上がりタイム”です。
このレースの上がり3ハロンは36秒7。2023年に改装した後の京都競馬場のダートコースは、最後の直線が平坦にもかかわらず上がりのかかる競馬になることが少なくありません。
今回の36秒7という数字は、改装後~先週までに行われた京都ダート1400m戦・150鞍の中で、13位タイでした。
さて、この『上がり3ハロン=36秒7以下』に該当するレースは全部で15レースあるのですが、実はほとんどのレースで先行馬が勝っているんです。実に15例中13例が、最初に曲がる3コーナーの時点で3番手以内につけているのが特徴です。
しかしジャスティンアースはと言えば、3コーナーの時点で9番手。12頭立ての9番手なのですから、これはもう後方待機と言っても過言ではないポジションですよ。
そこから差し切ってしまったのですから、上がりタイム以上に価値があるレースだったということ。ダート適性の高さ、脚力の高さは相当でしょう。
レース後の某関係者からは「(今まで)使う条件を間違えていたか……」との声も出ていたように、ダート戦ならば更に出世させられるという手応えがあるようですね。この馬の末脚性能の高さはしっかりと覚えておきましょう。

赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。