シルクホースクラブで追加募集馬が発表されました。
父:ロードカナロア 母父:Galileo
キャニーの23 牡
父:Munnings 母父:Big Brown
ステージディレクションの23 牡
父:ヘニーヒューズ 母父:Malibu Moon
トリフォリウムの23 牡
父:ミッキーアイル 母父:ドゥラメンテ
パロネラの23 牡
父:フィエールマン 母父:ロードカナロア
ヒストリックレディの23 牡
父:レイデオロ 母父:ネオユニヴァース
メジロコウミョウの23 牡
父:ルヴァンスレーヴ 母父:キングカメハメハ
メジロスプレンダーの23 牡
父:サートゥルナーリア 母父:シンボリクリスエス
シフォンカールの23 メス
父:ドレフォン 母父:クロフネ
セリユーズの23 メス
父:リオンディーズ 母父:ディープインパクト
ビップチャチャチャの23 メス
父:ホッコータルマエ 母父:ディープブリランテ
追加募集は、1歳の夏から秋にかけて募集された馬のうち、一頓挫があって募集中止になった馬が、手術などを経て再募集可能になったケースや、1歳セリや海外で購入した馬を新たに募集するケースが主なパターンです。
今年のラインナップの中で、セリ関連で募集された馬はコチラの5頭。
・セレクトセール1500万円で落札されたステージディレクションの23
・サマーセール1350万円で落札されたビップチャチャチャの23
・昨夏のセレクトセールで欠場となったトリフォリウムの23
・昨夏のセレクトセールで欠場となったメジロコウミョウの23
ただ、今年1番人気になるのは『メジロスプレンダーの23なんじゃないか』ともクラブ会員たちの間では噂されています。
父が人気のサートゥルナーリアですし、1つ上の姉ブラックルビーが2戦2勝で牝馬三冠路線に乗ってきそうというのが大きいですね。上もコンスタントに走っていますから、募集価格は恐らくそれなりに良い値段にはなると思いますけど、それに見合うだけの走りをしてもおかしくありませんね。

追加募集馬は「ワケあり」? でも近年は大当たりも!
追加募集は、もともと募集されていた馬に何らかの事情があったケースが多いため、慎重になる会員も少なくありません。しかし、近年のシルクホースクラブでは大当たりの馬も誕生しています。
その代表格が、アーバンシック(エッジースタイルの21)ですね。
また、キャロットファームでも近年、レーベンスティール(トウカイライフの20)を追加募集するなど、クラブ全体として追加募集馬の質が向上している傾向があります。レーベンスティールはセプテンバーセール2090万円で落札された馬でした。今年の追加募集馬も、セリで落札された3頭は特に注目ですね!
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:シドニーホバート
押して押してハナを奪ったシドニーホバートは、前半からリズム良くマイペースの逃げに持ち込むことができました。
しかし、向こう正面に入ると、後方から進出したグレイルクエスト(2着)が捲って上がっていき、それに釣られる形でシドニーホバートも加速し、そこからは4角まで2頭が競り合う形に。1000m通過時の200mのラップタイムは12秒1と速くなり、後続各馬はそこで付いていくことが出来ず、脱落していきました。
後半1000mのレースラップは12.1-12.4-12.6-12.7-13.2。この消耗戦を、最後は2着馬に7馬身差をつけて圧勝したシドニーホバートは、相当にタフな一頭と言えるでしょう。勝ち時計1.53.8も、同日の4歳以上1勝クラス1.54.9より1秒1も速いことを考えれば、3歳同士の1勝クラスならすぐに勝ち負けになるはずですし、これがダート2戦目ですから、まだまだ伸び代も大きそうです。
ただし、春の3歳ダート路線は素質馬が集まることも少なくありませんから、相手関係は慎重に精査する必要がありそうです。

赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。