個性派記者の本音トーク 赤崎

【新人騎手の初勝利裏で】日本で!香港で!オーストラリアで!活躍馬輩出の注目株は?

個性派記者の本音トーク 赤崎
赤崎

こんにちは。CHECKMATEの馬主情報担当・赤崎が個人的に注目すべきポイントについて、こちらでお話しさせて頂こうと思います。

3/22土曜中京3Rで待望の初勝利を挙げた新人騎手の和田陽希くん。初出走のエコロスパーダ(6人気・単勝22.8倍)を勝たせたのは自信になるでしょうし、周りへのアピールという意味でもインパクトを残せたのではないでしょうか。

そんな和田陽希くんの今後の活躍も大いに期待ですが、もう一人、今後の飛躍に注目していただきたいのが、このエコロスパーダの生産者である『アスラン』です。

この『アスラン』、2019年に北海道苫小牧市で牧場を開業すると、近年メキメキと頭角を現しているのをご存知でしょうか。

現5歳世代から生産馬が中央競馬デビューすると、年々成績が向上中。勝ち上がり頭数は年々右肩上がりとなっています。

アスランの世代別中央競馬勝ち上がり頭数

現5歳世代(20年産):1頭
現4歳世代(21年産):2頭
現3歳世代(22年産):5頭

また、中央競馬での成績向上と合わせて、『アスラン』の評判を上げた出来事を一つご紹介しましょう。

2020年のオーストラリアンイースターセールで父ディープインパクト×母セイクリッドサイトの仔を『アスラン』が落札。その仔は1歳時にオーストラリアへ渡り、グリントオブホープという名前で2021年にオーストラリアでデビューします。

そのグリントオブホープは、2022年4月のオーストララシアンオークスでGI制覇。ディープインパクト産駒ということもあり、日本でもチョット話題になっていたんですね。


赤崎

ちなみに、すでに引退したグリントオブホープですが、現役時の馬主は落札した『アスラン』ではなく、保坂和孝オーナー。日本ではオールカマーで2着したこともあるロバートソンキーなどを所有されている方ですね。

また、グリントオブホープの母セイクリッドサイトは、その後も日本所縁の馬を輩出。グリントオブホープの1つ下であるローヴェロ(父ロードカナロア)は、中央競馬で2勝を挙げた後、香港競馬へ移籍して3勝をマークして今なお現役。

さらにセイクリッドサイトの2023(父サートゥルナーリア)は、セレクトセールにて4600万円でXIAOジャパンが落札していますが、このオーナーさんは日本生産馬のアジア市場進出に積極的に乗り出している方なんです。

このように牧場の開業直後からワールドワイドな活躍を見せている新進気鋭の『アスラン』。もしかすると、今後ますます日本や世界で活躍するような生産馬が出てくるカモ!? 是非注目してみて下さいね!



赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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