個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #108】次戦は確勝級!?特にこの条件なら信頼度もアップです!

個性派記者の本音トーク 赤崎

先日お伝えした、キャロットファームシルクホースクラブの追加募集の結果が発表されました。

▼キャロットファームの追加募集について

その結果、一頭だけ売れ残った馬がいました。そうです。『何か裏があるのでは!?』とお伝えしていたキャロットファームメジャーエンブレムの23です。

最近は一口馬主の会員数も増えてきて、人気が殺到。欲しい馬を満足に買えない状況が続いていますし、人気のシルクやキャロットで満口にならないなんて本当に珍しいことなんです。

ただ、競馬ファンと同じで、一口会員の目もどんどん肥えてきていますからね。シビアに検討した結果『一口10万円(総額4000万円)は高い』と判断されたのでしょう。

ノーザン系クラブの中でも、やはり一番良い馬が回ってくるのはサンデーレーシングです。今週の皐月賞で最有力とされているクロワデュノールもサンデーレーシングでの募集馬。ただし、一つ上のフェアアイルと二つ上のライジングホープ(どちらも中央未勝利)はキャロットファームで募集されていて、それより前の世代はほとんどセレクトセール向けでした。

そんな中で、このクロワデュノールだけピンポイントでサンデーRから募集されたんです。私の知り合いがライジングホープに出資していたので、かなり悔しがっていました。こういったケースがこれまでも多かったですから『サンデーRからの型落ち』みたいな扱いをされたメジャーエンブレム23が、敬遠されたのも仕方ないのかもしれません。

でも、一口馬主の世界では、売れ残った馬からG1馬が出ることもあるんですよね。秋華賞を勝ったレッドディザイアや、NHKマイルCを制したマイネルホウオウなんかが有名です。

厩舎関係者にコソッと聞いてみたら「メジャーエンブレムの23は牝馬にしては落ち着きもあって、動きも悪くないんですよ」と、実はそこまで評判が悪いわけではないそうなんです。もしかしたら、この“売れ残り”に当たりが潜んでいるのかも!?…なんて思えるところが、一口馬主の醍醐味ですよね。

そうそう、先日お伝えしたサッカーのチャンピオンズリーグの話も少しだけ。

▼チャンピオンズリーグについて

日本時間4月17日(木)の朝4時から、アーセナルレアル・マドリードの2ndレグが行われます。ちなみに水曜の朝4時にはドルトムント(ホーム)vsバルセロナ(アウェー)が行われて、緒戦を0-4で制したバルセロナが、アウェーとなった2ndレグでは3-1で敗れてしまったんです。

トータルスコアは3-5バルセロナの勝利となりましたが、アウェーになった途端にここまで苦戦するなんて…。やっぱり、ホームでのサポーターの声援ってすごい力になりますよね。私たちもマナーを守りつつ、応援馬の後押しをしっかりしてあげましょう!

今回、アーセナルはレアル・マドリードのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウに乗り込んでの一戦。3-0とリードした状態でのキックオフとはいえ、アウェーでは決して安心できるスコアではありません。WOWOWに入っていて、早起きができる方は、ぜひ一緒にリアタイ観戦しましょう!


覚えておきたい
特記事項ホース

4/13(日)阪神4R・3歳未勝利(芝2000m)
3着:ダノンジョーカー

デビューの一週前から『注目の初出走がいる』とCHECKMATEが再三推していた馬ですね。結果は3着と敗れてしまいましたが、ゲートで挟まれての出遅れスタート。道中もなかなか流れに乗れず、後方からの競馬を強いられました。直線ではうまく外に出したものの、ゴール手前では前の馬が外に寄れてきてブレーキを踏む不利も重なりました。

それでいて、上がりは最速の34.5秒をマーク。ブレーキさえ踏まなければ、直線だけで差し切れたのでは?と思えるほどの凄い脚を使っていました。

これには見ていた中内田調教師も「次に繋がる内容でしたね」と、敗戦の中にも前向きなコメントを残していました。レース慣れが見込める次戦は、確勝級かもしれません。トビの大きな馬なので、京都の芝2400mや2200mに出走してくれば、さらに信頼度はアップしそうです。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

#赤崎の記事を読む