先週から福島・小倉が始まり、夏競馬が本格化しました。
CHECKMATEでは、ラジオNIKKEI賞で55,480円の3連単的中をはじめ、早速多数の的中をお届けできました。
小倉開催は、全国10場の中でも関係者が最も遠征を好む開催のひとつです(飲み屋街やグルメが充実していることも、理由のひとつ)。勝負馬を持ち込むケースもあれば、わざと勝負にならない馬を使って小倉に行く調教師もいます(小倉へ行くための“理由”を作るため)。
そして今月末からは、“関西無双”とも呼ばれる新潟開催がスタートします。
栗東から新潟競馬場への輸送は、ブレーキをかける回数やカーブを曲がる回数が少なく、非常にスムーズ。そのため、馬への負担が少なく、かつ競馬場自体も広くて競馬がしやすいですから、本来の力を引き出しやすい条件が整っています。関西馬にとってはまさに“狙い目”の開催です。
一方、福島競馬場は距離が遠いため、関西陣営にとってはあまり使いたがらない条件。ただし、そんな中でわざわざ使いに行く馬には、必ず理由があるということ。先週の福島での万馬券的中が、正にそれですよね!
夏競馬はまさに“稼ぎ時”です。
再来週(7月14・15日)のセレクトセールを控え、牧場サイドやオーナーサイドが“ヤリ”となる直前のこの2週間は、まさに勝負のタイミングです。
最近では、セレクトで希望馬を確保できないケースも増えてきています。そのため、セレクションセール(7月21~23日)やサマーセール(8月18~23日)に向けて資金を動かすオーナーが増加しており、これが次の大きな動きにつながる可能性が高いです。
この時期ならではの“ヤリ情報”を、今後も会員の皆さまにしっかりお届けしていきますので、ぜひご期待ください!
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:ナルカミ
実はこの馬、デビュー戦の時にも紹介した馬でした。
当時から「目も離せない逸材」と目をつけていましたが、やはり大成してきましたね。
今回の勝ち時計1.44.2は、翌日の3勝クラスの勝ち時計1.44.5よりも0.3秒も速いですし、なによりこの馬の場合、ラスト600mを、
の加速ラップでまとめたんですよね。
しかも、ラスト11.8秒は、2001年4月22日の福島2Rに並ぶ、福島ダート1700mのラスト200mの最速ラップなんですよね。
当時は900m通過タイムが59.1秒というスローペースに対し、ナルカミの2勝クラスは55.1秒という、引き締まった流れの中で、このような加速ラップでまとめたワケですから、これはやはり、当初の目利き通り、相当な大物と見て間違いありません。
現在3歳ダート路線は、ナチュラルライズや、ケンタッキーダービーに出走したルクソールカフェが中心となっていますが、そこに食い込めるだけの一頭でしょうね。来年にはダート界を背負って立つ一頭になっているかもしれませんよ。

赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。