皆さん、火曜日のサッカー日本代表のブラジル戦を見ましたか?
14度目の挑戦で、史上初めてブラジルに勝利を挙げました。あのサッカー王国・ブラジルに勝つ日が来るなんて、正直、思いもしなかったですよね。前半0-2とあっさり点を取られた時は、「またいつものようにズルズル行くのかな......」なんて思ってしまいましたが、そこから逆転するなんて想像もしていませんでした。
スペイン、ドイツに続き、今度はブラジル。来年のサッカーワールドカップが本当に楽しみになりましたね。
後半から入った伊東純也選手の起用で、流れが一気に変わりました。正直、右サイドに久保・堂安という左利きのドリブラーを2枚並べるのは、ややもったいない印象があります。
そこに右利きの伊東選手が入ったことで、バランスが取れて攻撃がスムーズに機能したように思います。堂安選手、久保選手ももちろん素晴らしいですが、タイプが似ているだけに、起用の難しさがありますね。
そして個人的なMVPは、コペンハーゲン所属の鈴木淳之介選手!ディフェンダーなので目立ちにくいポジションではありますが、後半から投入されたチェルシー所属の18歳の若き天才・エステヴァンを完全に封じ込めていました。元中盤のボランチの選手ということもあって、後ろからの縦パスも素晴らしかったです。
目の色が変わったブラジルが後半得点できなかったのは、鈴木選手が左サイドを封じていたことが大きいでしょう。逆に右サイドでは危うい場面が多かっただけに、冨安・伊藤洋輝・板倉選手らが本番で間に合えば、その穴も十分に埋まりそうです。
さらに、三笘選手が攻撃陣に加われば、鎌田・遠藤航選手を中心とした中盤との連携も良くなり、攻守にバランスの取れたチームになるはずです。
26年のワールドカップ、今から本当に待ち遠しいですね!
覚えておきたい
特記事項ホース
1着:ナルカミ
ナチュラルライズの三冠を阻み、見事に初G1制覇を果たしたナルカミ。
皆さん覚えていますか? デビュー戦を勝ったときに“特記事項ホース”として取り上げた馬なんですよね。
あの思わず二度見してしまうようなインパクトを残した馬が、しっかりと3歳ダート路線の頂点に立ったわけですから、私としても鼻が高いです。
そして今回のパフォーマンスも、歴代のダートキングたちと比べてもまったく遜色のない走りでした。
着順の結果だけを見ればシンプルな前残りのレース。「スローペースだったのかな?」と思われても不思議はないですが、実際はその真逆。
『かなりのハイペースを、後続がしっかりとついていったため、見た目には速く見えなかった』これが、このレースの真実なんです。
前半60.2-後半63.5
まるでアメリカのダートG1のようなレースでした。もし2番手以下がマイペースで運んでいれば、完全な大逃げになっていたでしょうね。
つまりこのレースは、ナルカミが“後続をふるいにかける逃げ”を打ったということです。
その走りは、かつてのスマートファルコンを彷彿とさせました。
スマートファルコンはダート2000mで2.00.4という、芝並みのレコードを叩き出した快速馬。それに近いような活躍が、今後期待されるでしょう。
新馬戦を勝ったときから、このナルカミは「只者じゃない」と感じていましたが、ついにその資質を証明してみせましたね。
今後は、海外G1も十分に視野に入る存在になっていくと思いますよ。
赤崎
一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。
その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。
