個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #137】寝たまま走る馬がいる!?

個性派記者の本音トーク 赤崎

野球に競馬にと大盛りあがりの1週間でしたが、実は今週は欧州サッカーでもビッグマッチが行われ、チャンピオンズリーグではリヴァプールレアル・マドリードパリ・サンジェルマンバイエルン・ミュンヘンが激突しました。

結果は、リヴァプールが1-0でレアル・マドリードに勝利し、パリ・サンジェルマンはホームでバイエルンに1-2で敗れるという結果に終わりました。

昨年からチャンピオンズリーグは、ワールドカップのような32チームによるグループステージ制が廃止され、36チームによるリーグ制に変更。そこから上位8チームと、9~24位のプレーオフを勝ち上がった8チームを加えた計16チームでラウンド16(トーナメント方式)へ進む形に変更されています。

この“リーグフェーズ方式”と呼ばれるシステムが、正直説明も難しいですし、理解するのもちょっと大変なので......。シンプルに、決められた日程に合わせて観戦を楽しみたいと思います(笑)。

ただ、この方式の面白いところは、昨年優勝したパリ・サンジェルマンがリーグフェーズでは15位に終わったものの、プレーオフから勢いそのままに勝ち上がって優勝を果たしたんですよね。

野球で言えばクライマックスシリーズ、メジャーリーグで言えばワイルドカードのような感じでしょうか。“ワンチャンス”があることで、ドラマが生まれるようになったわけですね。

私の推しであるアーセナルは、ここまで4戦全勝で首位キープ。所属するプレミアリーグでも首位に立っていますから、このままヨーロッパの頂点へ駆け上がってほしいと思います。


覚えておきたい
特記事項ホース

11/2(日)京都9R・もちの木賞(ダ1800m)
1着:パイロマンサー

勝った◎パイロマンサーは優秀だった持ち時計を0.2秒短縮して1.51.6で勝利。厳選勝負レースでも本命に推奨し、◎★▲の本線決着で馬連700円(20%提示)、3連複980円、3連単4820円の完全的中をお届けした一戦でした。情報通りのポテンシャルの高さでしたし、これは世代を引っ張っていくような存在になるでしょうね。

実際、この馬によって、持ち時計を引き上げられた馬たちは多く、それらは今後1勝クラスを突破していく可能性が高いでしょう。

また、勝ち馬と僅差の競馬をした4着までの3頭は、いずれも2勝クラスを突破できる力があります。特に3着ボクマダネムイヨは、西村淳也騎手が「テンの進みが悪かった。前半は寝ていましたね(笑)」と振り返るほど行きっぷりが悪い中での3着。秘めた能力は高く、やる気になった時の走りからはポテンシャルの高さがうかがえます。

競馬に慣れてきて前進気勢が出てくれば、“ボクモウネムクナイヨ!”と言わんばかりの、目を覚ますような走りを見せてくれる一頭だと思いますよ。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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