個性派記者の本音トーク 赤崎

【先週の特記事項 #138】リアルの世界も数々のドラマで溢れています

個性派記者の本音トーク 赤崎

競馬関係者の間でも評判になっている“ロイヤルファミリー”。第5話が放送されたアルゼンチン共和国杯週の日曜は、日本ダービーが舞台となっており、2021年のシャフリヤールエフフォーリアの熱戦をモデルにストーリーが展開されていきました。

あのレースは、リアルの世界でも感動的でしたよね。デビュー5年目の若武者・横山武史騎手騎乗のエフフォーリア1.7倍の断然人気の支持を集め、直線も力強く抜け出したものの、あと一歩のところで福永祐一(現調教師)騎手騎乗のシャフリヤールが差し切り『ダービーはそう簡単には勝てないよ』という先輩ジョッキーの洗礼を浴びる結果に終わりました。

しかしレース後、シャフリヤールを管理していた藤原英昭調教師は「5年目であの競馬ができるとは。タケシは世界で通用するジョッキーになる」と称賛。これもあって、今でも藤原英昭厩舎は“ここぞ”という場面で横山武史を起用してくるというわけですね。

さらに福永祐一騎手自身も、初ダービー制覇がかかった2013年の日本ダービーで、武豊騎手騎乗のキズナに最後で差され、惜しくも2着に敗れています。そのとき福永が騎乗していたのが、エフフォーリアの父エピファネイアでした。

そしてシャフリヤールとキズナの父はともにダービー馬ディープインパクト。一方、エピファネイアの父シンボリクリスエスも、2002年の日本ダービーで武豊騎手騎乗のタニノギムレットに差し切られて2着。リアルの競馬も、人と馬が織りなす数々のドラマに満ちていますね。


覚えておきたい
特記事項ホース

11/9(日)京都6R・3歳上1勝クラス(ダ1800m)
3着:アカデミア

みやこSでも1.47.5というとんでもない日本レコードが飛び出していたように、この日の京都はかなり時計の出やすい馬場でした。とはいえ、京都6Rの1勝クラスで記録した1.49.6という時計もかなり優秀です。

このレースは前半から激しい先行争いが繰り広げられ、前半1000mが59.6秒とかなりのハイペース。その上、1.6倍の支持を集めたアカデミアが外から動いていったことで、それをマークしていた馬たちも軒並み動き、先行勢は総崩れ。後方待機勢が上位を独占する結果となりました。

そんな展開の中で3着まで粘り込んだアカデミアは、相当な器と見ていいでしょう。今回がキャリア3戦目。近藤英子オーナーはじっくりと育てる方針で、所有馬の多くも晩成傾向が強いです。まだまだ完成は先ながら、これだけ走れてしまうのですから、素質は相当。今後が非常に楽しみな一頭です。


赤崎

一口クラブから大馬主まで網羅する紅一点
元々は“良いクラブ馬に出資するため”と始めた情報収集が高じて、今ではもっぱら馬券優先の毎日を送っている紅一点の存在。個人・クラブを問わず馬主事情に精通しており、懇意の馬主関係者への馬券指南も行なっている。

その傍ら、仲間内でクラブ馬への出資も積極的で、一番の出世頭は海外GIを制覇した※※※※※※※(情報機密のため馬名はオフレコ)という確かな目利きとクラブ人脈を持つ。将来は「馬券で稼いで個人馬主に!」が現在の目標。

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