個性派記者の本音トーク 堀江

【次週から開幕】札幌になると傾向がガラリと変わる!?(日曜の推奨馬券も公開中)

個性派記者の本音トーク 堀江
ビッグボス堀江

まいど、おばんどす。栗東の堀江でございます。

今日の公開情報からは、人気薄◎関西馬から狙った函館2歳ステークスや、北海道の特別情報に沢山の的中報告、心より御礼申し上げます。

GI・重賞レース
(シルバーランク以上の方限定)

[7月15日(土)函館11R]
函館2歳S(GⅢ)
◎ゼルトザーム(10番人気1着)
△ナナオ(6番人気)
△スカイキャンバス(4番人気)

3連複:3万9010円的中
ワイド:5330円的中
ワイド:3200円的中

ローカル勝負馬券
(※追加オプション情報)

[7月15日(土)函館9R]
◎メイクザビート
▲オセアフラッグ
△ネッケツシャチョウ

3連単:1万0260円的中
3連複:2700円的中
馬連2点目:890円的中

こんな感じで、今日は北の国から盛り上がりをお伝えしたものの、もちろん函館開催を通した反省も数多くある。明日の最終日を良い形で締めくくって、来週からの札幌開催でさらに爆発と行きたいところや。


その札幌開催についてやが、実は函館開催とはまるで傾向が異なることはご存知だろうか?


事情をよく知らないと『洋芝で共通してるから似てるんじゃ?』とか『ローカル開催で平坦・小回りで一緒でしょ?』とか色々言いがち。というか、新聞記者ですらそういう風に思っている連中が結構居るから困りモンや。ちょっとだけ掻い摘んで見るだけでもこんなに差がある。

函館競馬場の特徴
・平坦に思われがちだが、実は向正面から3コーナーまでが緩やかに上り坂
(ゴール後から2コーナーまでが下り坂)

・コーナーが急でいわゆる“小回り”の典型

・調教コースとしてウッドチップがある

・札幌開催中もしばらく調教施設として開いている

(ココが超重要)
札幌競馬場の特徴
・全面的に平坦

・コーナーの半径が大きく“緩やかで大きく回る”

・調教は芝とダートのみ

・開催場なので輸送がない

こんな風に、競馬場の性質が全く異なる。だから“函館で好走していた馬を狙えば良いんでしょ?”と安易に考えていると痛い目を見ることが多いんや。

それに、函館開催を敢えてパスして札幌に勝負をかけてくる陣営の情報もすでに数多く入ってるからな。今年も札幌開催の始まりを楽しみにしておいていただきたいね。


とはいうものの、その前に……まずはしっかり日曜日を頑張らんとね。重賞の良い的中や北海道情報の的中はあったが、反省点も数多くあった。まあ、アクシデントみたいな躓きでどうしようもないレースについては振り返りが難しいが、切り替えて日曜に向けて準備していきまっせ!

堀江の推奨レース

※推奨レースはシルバーランク以上(有料会員情報にご参加の方)の会員様のみ公開しておりました。

中京12R
3歳上1勝クラス

◎本命馬

③ウォータールグラン
(河内/西塚)

前走・7/2中京8R出走時にも“主張の穴馬”として注目していた③ウォータールグランやが、結果的には逃げた勝ち馬アドマイヤラヴィ(コレを◎本命にしていた)を追いかける形になってしまい、展開厳しく9着敗退。現状は逃げが打てないと脆さが残る。

とはいえ、今回もスポーツ紙や専門紙をチェックする限り、人気が無さそうなんよね。単騎逃げが叶った時のリターンが大きいならば積極的に狙ってみたいところ。

その前走時にもワシの記事を見ていただいた方にはお伝えしたように、元々、昨年のこの時期(2022/6/19阪神2R)に未勝利戦を勝ち上がった時のパフォーマンスがメチャクチャ優秀でな。阪神芝1400mで、1200m戦のようなハイペース逃げでそのまま押し切ったんや。

その後は目立った結果が出てへんけど、休み明けの3走前(5/6新潟12R)は千直かつ雨の影響が大きい中、内枠を引かされた時点でそもそも厳しかったし、2走前(6/11阪神12R)は阪神芝1400m戦で7着に終わったが、得意のハイペース逃げを見せて残り200m地点=1200m通過時は先頭やった。

前走で負けた後も厩舎サイドのトーンは落ちておらず「行き切ればガラリ一変があると今でも思っている」とヤル気十分。内枠を引けたのも好材料やし、土曜の競馬を見る限りでは雨の影響はなく、スピードが生きる馬場状態なのもありがたい。人気がないうちにカネにしたい情報馬やね。

馬券のポイント

対抗は①ソノママソノママ。これは厩舎サイドが川田を押さえてきて勝負度合いが高い。「前走はアンチャンが制御しきれずにモタれてレースにならなかった。まともならこんなことは無いし、初勝利を挙げた中京で勝ちたいね」と意欲十分の一戦。ウォーターが逃げ粘るところにコレが突っ込んできて“そのまま、そのまま!”の展開が最高やね(笑)。

その他、ウォーターが出走していた7/2中京8R組から⑤トーホウジュナール⑧サトノグレイトは軽視禁物。ちなみにこのレースの2着馬サウンドクレアは土曜福島8Rで勝利を収めていて、勝ち馬以外のレベルもなかなか高かったと言えそうや。

本線にもう一頭加えたいのが⑥アスクドリームモア。前走は落馬のアクシデントがあって可哀想やった。ただ、レース前から「休みを挟んで立て直して状態が良い」と聞いてたんよね。幸いにも反動は無いみたいなので、改めての一戦で上位進出が期待できるところ。

◎本命馬が人気薄やろうから、あくまで馬券は少額で。来週以降にも楽しみなレースが控えているので、今日のところは軽めにしとこうな。オッズ次第では単複だけでも十分やろう。

推奨買い目
馬連

本線
1-3
3-5
3-8
3-6

押さえ
3-4
2-3
3-13

3連複

軸馬:3
相手:1.5.8.6.4.2.13
(軸1頭ながし21点)

3連単

1着:3
2着:1.5.8.6.4
3着:1.5.8.6.4.2.13

1着:1
2着:3
3着:5.8.6.4.2.13
(フォーメーション36点)

堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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