個性派記者の本音トーク 堀江

【競馬裏チャンネル】6万馬券的中にも貢献!株価上昇中の厩舎に注目だ!(週末の注目馬も公開中)

個性派記者の本音トーク 堀江
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まいど!栗東のビッグボスこと堀江でございます。

いやー、ここ最近は季節が進んでいるのを実感しますわ。もちろん涼しくなってきたってのもそうなんやけど、何が違うって日の出る時間やね。今は5時50分ぐらいかな。ちょっと前まで調教開始は5時やったけど、今は5時に馬を走らせたら真っ暗で何も見えへんよ(笑)。

水曜は騎手の一次試験もあったりして、秋競馬の本格化、というか、もう早くも来年以降に向けての動きがどんどん出て来とるな……という感触。なんといっても今週からはG1シーズンの開幕でもあるからね!

まだまだ先に楽しみはたくさんあるので、是非皆さまも長いスパンを意識して馬券購入していただければと思うね。

それでは、今週も【競馬裏チャンネル】から行ってみよか!

【今週の競馬裏チャンネル】
ここにきて株価は上昇中!

吉岡辰弥厩舎が好調だ。開業して4年目となる今年は先週終了時点で28勝を挙げ、キャリアハイを更新することが確実な情勢にある。

吉岡師は元々騎手を目指していたのだが、視力の関係で断念。10代で谷川牧場に就職し2年ほど勤めた後に競馬学校入り。トレセンに入ってからは藤岡範厩舎、角居厩舎で長年働き、特に角居厩舎では2歳時にサートゥルナーリアを担当していたほど。その後は中内田厩舎などを経て20年に自身の厩舎を開業した。

開業した当時は44歳と、最近の調教師試験合格者の中では決して極端に若い部類ではなかったものの、JRA通算91勝と100勝も目前に迫る成績をあげている。

元々居た藤岡範厩舎が社台グループとは疎遠だったこともあるし、厩舎の馬の半数以上がノーザンF関連馬ではないということを考えれば、開業3年ちょっとで100勝目前というのは価値がある。

最初は馬房数だって少なくスタートする訳だし、今年は30勝以上も視野に入ってくる。どこまで星が伸ばせるか楽しみな厩舎に違いないよ。

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前述の通り、最初の就職先は谷川牧場だった。そして同牧場出身ということも関連して預託されている馬も多い。関東から転厩してきたブレークアップや、デビュー前から現場で評判だったルピナスリード(現OP馬)らは、いずれも谷川牧場の生産馬だ。

もちろん活躍は谷川牧場の生産馬だけではない。3歳世代は全体的に勝ち上がり率が高かったこともあり、2歳馬に馬房がなかなか回らなかったところがあったという。とはいえ「レース選択をするのも上手だし、3歳未勝利馬を抹消した後の秋から年末にかけては、さらに勝利数を増やせるんじゃないの」というのが現場の声。

中内田厩舎で技術調教師時代を過ごしたこともあり、勝負の特には川田騎手を手配できるのも大きい。

9月に川田を乗せた馬は4頭で、3勝3着1回と複勝率100%だよ。しかもこの4頭は全てノーザンの生産馬じゃないの。今の川田は乗せるだけでも大変なのに、結果を出していることを考えれば、騎手サイドも調教師を信用しているのが分かるよね。

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2021年には重賞(交流重賞含む)を3勝している。その時以来の重賞制覇と30勝超えが当座の目標となるだろう。CHECKMATEでは春に厳選勝負レースで、吉岡厩舎の◎ディクテオンから6万4540円的中を仕留めているが(4/30東京10R)、この馬などは重賞でもチャンスありの実力馬と言えるだろう。今後の活躍に注目したい厩舎だ。





【ビッグボスの情報注目馬】
試金石やけど大注目には違いないわ!


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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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