個性派記者の本音トーク 堀江

【競馬裏チャンネル】リーディング獲得目指す厩舎のG1馬にとある噂話!?(ビッグボスの注目馬も公開)

個性派記者の本音トーク 堀江
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まいどまいど。ちゃんと現場に戻ってまいりました、ビッグボス堀江でございます。

先週お伝えしていた通り、ジャパンカップの日は東京競馬場で関係者と共にレースを見届けてきましたわ。

もちろんレース自体も感動したんやけど、もう一つ当日はドラマがあったんや。

地方から来ていた2頭の馬がおったやろ。1頭はクリノメガミエースっちゅう牝馬。もう1頭がチェスナットコートっちゅう9歳の牡馬で、今回がラストランだったんや。

この馬の中央競馬時代のことを覚えてるかな?元々は矢作厩舎に所属していて、重賞の日経賞で2着に好走。オープンでは勝てへんかったけど、海外遠征に行ったりと矢作厩舎らしい活躍をしていたんよね。

そのチェスナットコートがパドックに入場してきた時に……

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出迎えたのが他でもない矢作師やったんや。ラストランで感動の再会やで。これには陣営もレース前から号泣。

ワシはいつもトレセン情報が中心やから、こうして競馬場での出来事を間近で見るなんてことがあまりないんやけど、だからこそホンマにこのジャパンカップデーは感動的なことが多かったと感じたわ。トレセン情報をないがしろには出来へんけど、たまにはこうして競馬場の景色も見ないとアカンな~。

さて、今週からは開催替わり。2023年ラスト一か月を良い月にするためにも、まずは【競馬裏チャンネル】から週末への準備を進めていきましょ。

【今週の競馬裏チャンネル】
全国リーディング逃げ切りなるか?

今年これまでは不調気味だった矢作厩舎が11月に8勝。トータル50勝まで勝ち鞍を伸ばしてきた。

一方で現在トップの杉山晴厩舎は52勝を挙げて、その差はわずかに2勝差。残り1カ月ならば普通は有利と言える状況だが、相手はなんといっても出走機会の多い矢作厩舎だけに侮れない。

矢作厩舎は今年重賞の連続勝利記録が途切れるピンチだったんだけど、先週の京都2歳Sを勝って記録を継続したんだよね。正直言って2歳馬は高額馬で勝てないことも少なくないんだけど、それでも猛追している状況。

杉山先生はそういったタイトルを自分から意識するタイプじゃないんだけど、今後のためにもここはぜひ獲りたいところだろうなあ。

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その杉山晴調教師はノーザンファームサイドからの信頼度も高く、なおかつ個人馬主からの預託馬も多いのが特徴。人気が高いだけの預託馬が渋滞気味なところもあって、不満に思っている馬主もゼロではないという。実際に管理馬が続々転厩というシーンもあった。

個人馬主であり、同厩舎のエース格であるジャスティンパレスを所有する三木正浩オーナーからの預託馬も多い。ただ、どうやらその三木オーナーとノーザンFの関係性が上手くいっていないよう。


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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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