いやー、ちょっとビックリしましたわ。
まいど、栗東のビッグボスこと堀江です。水曜の昼過ぎに近畿では地震がありまして。京都の方は結構揺れたところもあったみたいやし、ウチの情報班の中には実家が震源の近くにある子もおったから、ちょっとヒヤリとしたわ。
栗東も揺れたで。厩舎関係者に聞いたら「地震が来て一斉に馬がいなないた。正月に大きな災害もあったから、すごくデカい揺れになるんじゃないかと思って怖かったね」とのこと。今回に関しては大きな被害が出るようなものじゃなくてよかったけど、やっぱり日頃から準備をしておかなアカンね。
さて、今週末はG1フェブラリーSや。栗東ではドゥラエレーデに騎乗するムルザバエフが来日していたり、大レースに向けて熱が高まっている雰囲気をたしかに感じておる。
とはいえ、G1だけが競馬やない。一般マスコミやファンの注目度が相対的に落ちている平場戦や特別戦にも要注目。特に今週末はエエ情報も揃っとるからね。
まずは今週も【競馬裏チャンネル】から行ってみましょ!
【今週の競馬裏チャンネル】
来週の復帰に向け“虎視眈々”
昨年12月の中京で落馬。左鎖骨を骨折し戦線を離脱していた古川奈穂騎手が、いよいよ来週の阪神競馬で復帰する。保存療法ではなく手術の道を選び、鎖骨はワイヤーで固定されているという。
元々肩に不安があって筋力もそこまで強いタイプではないんだけど、努力に努力を重ねて良くなっていた。まだ『追うと怖いところがある』というのが周囲の評価だったりするけど、スタートも良くなっているし、前々での競馬ができる。4キロ減でもあるし需要はあるよね。
実戦への復帰までは少々時間がかかったが、1月下旬から調教騎乗には再開。土日の競馬開催時には矢作厩舎の臨場業務を手伝っており、現在同厩舎で研修中の前川恭子調教師と談笑しているシーンも見られていた。
矢作師としても、3月になって他の新人騎手がデビューする前に復帰させるというのは、予定通りのことだろう。特に来週はしっかりと馬を用意してバックアップする態勢が整っているという話だけに、この辺りはさすがの厩舎力である。
騎手や調教師を含め、女性の進出が徐々に増えてきているとはいえ、まだまだ競馬村は男社会。当初は周囲の人間ともなじめないところもあったようだが、徐々に溶け込んでいっているとのこと。
後はケガしたことによって消極的になったり、焦ったりしなければいいよね。落馬後はどうしても体が動かない、なんてのはベテランでも経験すること。いかに恐怖心を振り払えるかがカギになるけど、その辺りは兄弟子の(坂井)瑠星もしっかり見ているからさ。
現在は所属である矢作厩舎以外にも、羽月厩舎などの調教を手伝っている。復帰に向けて徐々に準備している状況。
フジカン(藤井騎手)が復帰を断念したり、最近は騎手の入れ替わりも激しい。奈穂ちゃんの場合はそこまでの大怪我ではなかったけど、周囲は本当に心配していた。留年も経験している苦労人だしね。
もうそろそろ3キロ減になるし、必ずしも置かれている立場は安泰ではない。でも、昨年は『乗れている』ってあちらこちらの厩舎から『乗せてみよう』という声も出ていたからね。人柄は真面目すぎるぐらいだし、すぐに波に乗れるといいんだけど。
調教師とは違い、3月は1週目から新人騎手もデビューしてくる。古川奈騎手としては4キロ減の恩恵もある内に頑張りたいところだろう。
【ビッグボスの情報注目馬】
このジョッキーと手が合いそうやね!
堀江
栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。
長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?
