個性派記者の本音トーク 堀江

【競馬裏チャンネル】セレクトでも、セレクションでも…各セールで動き回っていた調教師に注目!(ワシの注目馬も見てかなアカンで!)

個性派記者の本音トーク 堀江
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まいど、栗東のビッグボス・堀江です。

今週末、そして来週末は変則日程。そもそも新潟・札幌の2場開催と関西主場がお休みになるし、新潟は9時35分スタート、お昼休み3時間半、最終レースが18時25分というタイムテーブルになっとる。

この『競走時間帯の拡大』は今年が初の試みとなるんやけど、水面下では「来年も続けるって話になっているし、今年よりも規模が大きくなるんちゃうか」って話になっとる。まあとはいえ、現場ではあまり評判のよろしくない施策なので、結構な人間が反対するかもって言われとるけどね。

『競走時間帯の拡大』については山川くんが記事を書いとるから、改めて週末のタイムスケジュールはこちらで確認しといてくださいな。特に紙の馬券を買う方々はホンマに気をつけないとアカンで!

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さて、まずは今週も【競馬裏チャンネル】からいきましょか!

【今週の競馬裏チャンネル】
各種セールでもよく動き回っていた調教師

元々はジョッキーである高橋康之調教師は、名門・池江泰郎厩舎に所属していた。その後は坪厩舎での調教助手を経て、調教師試験に受かり自身の厩舎を開業している。

近年では永島まなみ騎手を預かることとなり、その弟子の活躍もあって話題を集めることになった。

これまでの厩舎成績は10勝ちょっとという程度なんだけど、永島まなみちゃんを預かってからは成績も上向き。口うるさいことは言わないし、常に話し合っているシーンをよく見掛ける。厩舎ではドゥーラってのが重賞を勝っているし、徐々に上向いているのは間違いないよ。

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その高橋康之調教師は、セレクトセールでもセレクションセールでも活発に動き回っていたよう。セレクトセールは2日目の遅くまで残りセリに参加していたよう。

今日(7/24)終わったセレクションセールでも同様で「常に動き回っていた感じ。あの動きを見ている限り、これから先はさらに馬質も良くなっていく可能性があるんじゃないかな」というのが現場関係者の声。


預託馬には社台グループの馬は決して多くないが、ノースヒルズ系の馬なども多いし、きっかけさえあればもっと浮上してきていい。

今年は里見オーナーサトノルフィアンがオープンを勝ったのが大きいよ。オープン1勝だとその後のレースは使いづらいところがあるかもしれないけど、この影響で厩舎の馬質が上がって行く可能性は十分にある。

2歳馬もすでに2勝してるし、何より社台オーナーズのサニーサルサってのが弟子のまなみちゃんで勝ってるのは印象的だよね。今年は上半期を終えて10勝。これからまだまだ上向いてきてもおかしくないぞ。

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永島まなみ騎手へのサポートもしっかりしている。乗り馬が集まらない時期には厩舎の馬を回し、そのれに応え永島騎手も頑張っている。どうしても馬主さんの要望から乗せられない馬もいるようだが、師弟関係が上手くいっているのは間違いない。


性別に関わらず若手騎手を預かるのは、どの調教師も大変なこと。例のスマホ事件の際には師が他の関係者にも頭を下げていた。

ああいうところを見ていても真摯な人だよね。クビにしてフリーにさせることは簡単。一緒に頭を下げるというのは、師匠として当たり前かもしれないけど、簡単にできることではないよね。馬主さんにも人気があるし、これからもっともっと注目されるんじゃないか。

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弟子の活躍ばかりがクローズアップされることばかりだが、師匠も今後ブレイクするチャンスはありそうだ。

【ビッグボスの情報注目馬】
現役屈指の『阿寒湖血統』に注目や!


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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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