個性派記者の本音トーク 堀江

【競馬裏チャンネル】定年近付く師匠に恩返しができるか?今回注目すべきはあの新人騎手!(注目馬コーナーも見てな)

個性派記者の本音トーク 堀江
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今日はみんなバタバタしとったな~。

まいど!ビッグボスこと堀江です。何がバタバタって、今朝の栗東トレセンでは『坂路コースの自動計測タイムが表示されない』というアクシデントが発生してな。

厩舎側からすれば、乗り手でもないとどんな調教をしたのかがイマイチわからん。取材する競馬新聞社側からすれば、時計がないとどんな調教をしたのかわからんってことで、なかなか現場は混乱しとった。

更に「もしも調教時計の計時すらされていないことになると、週末の競馬新聞の調教欄がエラー表記になってしまう」という状況とあって、新聞記者さんらはなかなか戦々恐々としとったわ。実際はちゃんと計時できとったから良かったけどね。

CHECKMATEスタッフの中には調教のスペシャリストもおるからあんまり気にしてへんかったけど、こういうアクシデント一つで新聞なんかは情報力が落ちてしまうから、大変なもんやわ。

さてさて、改めて今週からG1シーズンのスタートや。昔から口酸っぱく言っとるけれども、G1はもちろんのこと、G1裏の勝負にもしっかり注目してや!

では、まずは今週も【競馬裏チャンネル】からいくで~。

【今週の競馬裏チャンネル】
それでも師匠は見捨てない

今年デビューの橋木太希騎手が現時点でも中央未勝利と、かなり苦しんでいる。

西園正都厩舎に所属し、師匠の子息でもある翔太氏も調教師と環境は恵まれているほうだろう。しかし、以前にも報道されたこともあるように、寝坊癖がなかなか直り切らないという話が出ていた。

一時期よりはマシになったのは確かだけど、まあ評判は良くない。それこそ以前は師匠も怒っちゃって、お灸を据えるために乗せない期間があったりもしたぐらい。騎手としてではなくて、社会人としての覚悟が足りていないとか、そういう話ばっかりだよ。

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本来、関西では貴重な3キロ減の騎手なのだが……栗東には高杉、吉村騎手という若手勢がまだ3キロ減でバリバリ活躍している状況で、柴田裕騎手も乗鞍はそれなり。鷲頭、大久保騎手あたりはそこまで目立っていないものの、現状の橋木騎手の立場としては苦しい。

ただ、師匠である西園正師は完全に見捨てることはしなかった。それこそ9/7中京6Rでは、単勝オッズ1.5倍と断然の1番人気に推されたミルミナーヴァに騎乗している。しかし、結果は7着。

勝った(坂井)瑠星をわざわざ下ろしてまでの競馬だっただけにね……。橋木を乗せるってことで、中間の追い切りで感触を確かめさせていたりもしたんだけど。

もちろん、出負け気味な上に躓いて万事休すって競馬だから運がないところもあるんだけど、道中のリカバリーも上手くできず。さすがにレース後は『なかなか厳しい』という声があちらこちらから聞こえていたわ。

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それでも西園正師は勝負になる馬を用意している。ヤングジョッキーズシリーズの予選でも暫定1位であるように、きっかけとなりそうな要素はまだ残っている。

師匠は再来年の年2月に定年を迎える。そういった事情もある中で『何とか勝たせたい』とやり繰りしているのだが……。その気持ちが通じる日が来るのだろうか。



【ビッグボスの情報注目馬】
もう足踏みはしてられへんで!


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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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