まいど!栗東のビッグボス、堀江でございます。
今週からいよいよ東京&京都開催が開幕やね。
この2場での開催に関しては、いつもより“紛れづらい”と言える状況。その理由に関しては先週書いた記事にてご紹介しているので、改めてそちらも見てってくださいな。
ほんでもって、今週末に関しては凱旋門賞もあるからな!日本からチャレンジするシンエンペラーはもちろんのこと、ユタカちゃん(武豊騎手)が騎乗するアルリファーっちゅう馬も十分にチャンスがあるやろうって話。
中央競馬を楽しんだ後は、みなで日本勢の応援をしような。
では、今週もまずは【競馬裏チャンネル】からいきましょか。
【今週の競馬裏チャンネル】
モチベーションもアップ!
ひと昔前であれば、50歳を迎えても騎手生活を続けていることは特別視されていた。しかし、現在は武豊騎手を始めとして元気な騎手たちが多い。
小牧太騎手も園田に戻って大活躍中。昔のように数は乗れなくても、きっかけさえあればその技をしっかりと発揮してくる。
中央競馬では岩田康誠騎手もそのような騎手のひとり。今年50歳を迎えた。
結局去年は26勝(※移籍以来最低の数字)でしょ?本人もモチベーションが低下していたし、息子の(岩田)望来が活躍していることもあるし……そもそも騎乗数は減るのは体力を考えれば仕方のないところもある。
ただ、今年は存在感を示すレースも少なくないよね。すでに29勝しているし、奥村武厩舎とのコンビで函館記念と札幌記念を勝ったのも大きかったと思う。
奥村武厩舎以外では、今年は上村厩舎とのコンビによる勝利も目立っている。何せ今年29勝中10勝が上村厩舎によるものだから、その蜜月具合の深さが分かるだろう。
馬主の辻子依旦(つじこよりかつ)氏との縁もあるようで、最近は期待の新馬を任せられることも多くなってきた。上村先生とは年齢も近いし、今年のアタマに依頼した馬が成績を残したこともあって、騎乗依頼が増えているみたいだよ。
岩田康騎手と言えば“気迫”溢れる騎乗が目立つ。それこそ、昔ほどの迫力はなくなっているかもしれないが、最後の直線で馬群の内から抜け出してくる『イン突き』も健在。北海道シリーズで顕著だったように、最近は関東からの依頼も多くなっているのも特徴。
レインボーラインの天皇賞(春)以来、JRAのGI勝利から遠のいているのは確かだが、奥村厩舎のホウオウビスケッツやノースブリッジの手綱は今後も引き続き任される見込みだ。他にも、菊花賞トライアルのセントライト記念ではエコロヴァルツで3着に好走。
GIは勝てずとも、まだまだ現役生活は続きそう。岩田騎手らしい元気なプレーを見せてくれることだろう。
【ビッグボスの情報注目馬】
G1馬の母同様に距離延長で輝く!
堀江
栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。
長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?