まいど、週末のビッグボスです。明日は早朝のブリーダーズCを見なアカンで、皆様も早寝せんとな!
先週末はワシの推奨馬券にも沢山の反響をいただきました。関東の佐山さんのおかげでもある馬券やったね。
(※シルバーランク以上限定)
[10月27日(日)新潟11R]
◎カフジテトラゴン
▲マイヨアポア(3番人気)
△チェイスザドリーム(4番人気)
馬連:1020円的中
3連複:2090円的中
3連複:1万1310円的中
関係者情報としてお伝えしていたように、◎カフジテトラゴンがまたしても千直で好枠を引いたこと。ただでさえ外枠有利な千直が、秋の新潟後半は1年間の馬場の傷みの蓄積から、より一層外枠偏重になりやすいという部分が推奨の発端となった。
こういう推奨は、枠順が出る前に予想印を打たなければならないスポーツ紙や専門紙との大きな違いでもある。
加えて、前週に自ら新潟に足を運んで、馬場の悪化具合を間近で見られたのは大きかったかもしれんな。全国各地に散らばる情報網からの報告も大事やけど、最終的には己の目で見て確認したものが後押しになることは多い。
▼先週公開の記事・推奨馬券
こういう場面をひとつを取ってみても分かっていただけるかと思いますが、CHECKMATEは徹底的な現場主義をモットーのひとつにしとる。
もちろん、取材内容や場所によって、気軽に写真を公開できない場面もある(※特に拠点とする栗東や、関西圏については敢えて隠しておきたい部分も多いからな)が、数多ある競馬メディアの中でも、全国各地を実際に飛び回っている姿は皆様にも伝わっていると信じております。
無論、現場を大事にしているからこそ、必ず成果が出るワケではないのが競馬や。けれども、だからこそ競馬は難しくて面白いし、的中馬券を手にした時の喜びがある。それを、多くの競馬ファンとこれからも分かち合っていきたいし、我々が愛する競馬を、皆様にはさらに愛していただきたい。
だからこそ、より一層競馬を追求したくなるモンやとワシは思っとる。そして、こういう思いに賛同してくれる後輩記者たちが居てくれるからこそ、CHECKMATEは成立しとる。
先週で言えば、山川クンが天皇賞・秋を自らの目で収めるべく東京競馬場へ行き、勝負に対する悔しさや、期待したリバティアイランドへの思いを記事として公開してくれた。この記事には彼の、レースを終えた直後の本音が詰まりに詰まっとる。
この記事に関しては、100%良い反響だった……というワケではなかったけれども、そういうお声であっても、直接ワシらの元にご意見をお送りいただけることが、どれだけありがたいことか。
この先も、CHECKMATEはサイトに来ていただいている皆様に、本音と本音でぶつかり合って、一緒に競馬を楽しんでいきたいと思っております。それが日々の生活の充実やったり、一服の清涼剤になるように、そして何より的中馬券=利益をもたらすと願ってやみません。
新潟でのワンシーン
千直レースは臨場感が違うねえ
というところで、山川クンの記事でスポットを浴びていたリバティアイランドは、ジャパンCに向けて調整されていくことになりそうですな。
陣営としても、天皇賞・秋の敗因分析にまずは全力を注ぎ、次のレースで悔しさを晴らすべくリスタートを切ろうとしている。その姿をワシらも間近で追い続け、次の馬券に繋げてまいります。
今年のジャパンCはリバティアイランドにドウデュースはもちろん、海外組も含めてドエライメンバー構成になりそうや。大いに盛り上がることは間違いないでな。そちらに向けてもしっかりと準備してまいりましょうぞ。
……そして余談。このジャパンC当日、今年もワシは“とあるツテ”で、大物関係者が集う特別な席で取材してくることになりましたので、事前にお知らせしておきます。詳しくはまた後日!
堀江の推奨レース
福島9R
土湯温泉特別
①ミッキーツインクル
(中内田/中井)
実に1年7ヶ月ぶりの出走となる①ミッキーツインクル。常識的には狙いづらい場面やし、実力がある馬でも実戦勘が乏しければアッサリ敗れるリスクは小さくない。久々のレースでテンションが上がりすぎる馬も目立つ。
それでも、表向きには慎重な姿勢に終始することが多く、“秘密主義”的な側面が強いとされる中内田厩舎サイドが「これは流石に能力が違うし、不安という不安がない」と内々でエラく強気なんよね。鞍上が中井という点も手伝って、そこまで人気が被っていないようなら買っておく価値は十分あるやろう。
休養が長くなった理由としては“なかなか体調面が整わなかった”というのが実情なんやが、その発端となったのが前走・忘れな草賞(2着)後に判明した骨折や。どうやらレース中に折れとったようでな。
このレースの時に川田は「競馬でコントロールが利かない部分があった」と指摘しとったんやが、気性面だけやろうのて骨折の影響もあったんとちゃうかな。
その後、一旦は昨年暮れにトレセンに戻ってきてたんやけど、状態が整わずに再放牧へ。当時は坂路でしか調整できてへんかったし、順調さを欠いているのは目に見えとった。
ただ、再びトレセンに帰ってきた今回の調整過程は至って順調。坂路とウッドコースを併用してじっくり乗り込んできて、1週前に一杯に追って直前は馬なり……という理想的な過程を踏んできた。復帰に向けてヤレることは十二分にヤッてきたんちゃうかな。
あと、もうひとつ。今回手綱を執る中井としても大いに力が入るレースやろう。
というのも、近年は中内田厩舎の調教要員・ローカル要員として重用してもらっとる中で、今年はまだこの厩舎の騎乗馬での勝利がない。(0-2-2-10)という結果になっとる。
それだけに「今年勝利を届けられずに終わるワケにはいかない!」と、今回は期するモンがあるっちゅう話。頑張ってもらいましょうや。
相手本線は関西馬3頭。まず⑤メイショウノブカは前走・新潟芝2000m戦で2着。この日はちょうどワシが現地に出張しとった日で、目の前でレースを見とったんやけど、最後方待機から終いだけの競馬に徹して追い込んできたんよね。
これにはとある事情があって、実は本来は同じ日の芝1400m戦に使おうとしてたんや。けれどもソッチは除外になってしもて、再投票でフルゲート割れしてた芝2000m戦に回ってきたという経緯があった。そういう背景があるからこそ、距離を持たせるように意識して、普段以上にジックリ乗ったんやろう。
その前走から200mでも距離が短くなるのはエエやろうし、仕掛けどころひとつでまとめて差し切る場面まであって不思議じゃない。陣営の鼻息も荒かったで。
③オルノアは4走前(7/28新潟12R、◎エマロアのレースやね)に2着した時に、28万5380円的中に貢献してくれたことで覚えていらっしゃる方も多いはず。その後も大崩れせずに走っているが、今回はもう一押しを狙ってブリンカーを着用してきた。その意気込みを買っておこう。
②エルフストラックは先手を奪いたい馬やで、良い枠を引いたな。スンナリ行ければチャンスはあるはず。それに今回は「状態がかなり良いんですわ」という関係者談も覚えておきたいところ。その他、押さえは広く構えますわ。
本線
1-5
1-3
1-2
押さえ
1-8
1-14
1-9
1-6
1-7
1-4
1頭目:1
2頭目:5.3.2
3頭目:5.3.2.8.14.9.6.7.4
(フォーメーション21点)
1着:1
2着:5.3.2
3着:5.3.2.8.14.9.6.7.4
1着:5.3.2
2着:1
3着:5.3.2.8.14.9.6.7.4
(フォーメーション48点)
堀江
栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。
長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?