個性派記者の本音トーク 堀江

【競馬裏チャンネル】アンモシエラが大勝利!この関西厩舎、しばらくアツいぞ(ビッグボスの注目馬も必見)

個性派記者の本音トーク 堀江
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まいど!人呼んで栗東のビッグボス、堀江でございます。

先週末の開催、そしてJBCシリーズも含めて忙しい日々が続いとる中、JBCに関しては加藤クンを中心とした特別取材チームが現地に飛んでくれて、昨日の夜にコッチに戻ってきとった。

そんでもって、今朝は早くから現場に出て忙しそうにしてましたわ。その合間に書いてくれたコラムはぜひご覧いただきたいところ。

そのJBC開催の他にも、馬券発売が無かったのと、関西馬の出走がなかったもんで採り上げなかったメルボルンC(11/5・火曜日に開催)ではワープスピードがホンマに惜しい内容で2着と頑張っとった。先のアメリカ・ブリーダーズC組も含めて、まずは無事に帰国してもらいたいモンやね。

そして、中央競馬は今週末から秋のGIシリーズが再開。エリザベス女王杯~ホープフルSまでは毎週末、GIが行われるっちゅうことになるな。

GIに関してはレースによって、勝負度合いの高低にバラつきは出ると思うが(※メンバー構成や情報面からシビアに判断していきましょう)、GIの裏で注目度が低いレースのヤリ話は、いつ如何なる時でも事情通の間で盛り上がるモンですわ!


手前味噌ながら、ワシが当欄で週末にお送りしている推奨馬券の方は、先週・今週と万馬券的中をお届けしております。

ただ、こんな的中のひとつ・ふたつで満足できるような状況では全くございません。今週もすでに色々と並外れたヤリ話や、他では聞けないような独占ネタが多数ありますんで、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。

というところで、今週も【競馬裏チャンネル】と題した特別コラムと、週中の情報注目馬、ご確認よろしゅう頼んます!

▼手前味噌ながらワシが担当▼

【今週の競馬裏チャンネル】
GI級勝利も、実は目立っていない!?
今期好調のこの厩舎に今後も注目

2024年もいよいよ最終盤に差し掛かり、リーディング争いや年間成績について強く意識しだす関係者が増える頃合いになってきた。

全体像を見てみると、関西では須貝尚介厩舎が早くもJRAだけで50勝に到達するなど、上位厩舎の勝ち星の伸び率が高い。

そんな中、そこまで目立つわけでもないが、松永幹夫厩舎もここまで39勝と、昨年の31勝を上回っている。厩舎に詳しい事情通の見解はこうだ。

やっぱり、厩舎成績をアップさせようと思ったら、2歳馬がどれだけ走るかにもよるよね。

須貝尚厩舎も夏競馬の時点で2歳戦でも飛ばしていた。松永幹厩舎も7頭が既に勝ち上がり、ダートだけどメルキオルが2勝、先週はクァンタムウェーブがもちの木賞を勝利。ともにダート馬だけど、世代トップクラスの器にあるのは間違いないだろうね。

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松永幹厩舎といえば調教のベースは“坂路調整”だが、クァンタムウェーブはウッドコースで破格の時計を出していた。

この馬は元々、入厩前から調教師が高く評価していたという話もあり、もちの木賞ではゴール前で馬が遊んでしまう余裕を見せながらの勝利。この先、ダート交流重賞路線で稼げる素材になりそうだ。

また、JBCレディスCを制したアンモシエラ(※山川記者が推奨)も、この厩舎の管理馬。振り返れば前年のもちの木賞を制したのはこの馬だった。性別は違えど、厩舎内の先輩に続く活躍が期待される。

アンモシエラ

アンモシエラ
※現地取材:加藤記者が撮影

なお、松永幹厩舎の年間キャリアハイは2019年にマークした42勝。残り2ヶ月間でこの成績を上回ることができるかが一つの焦点となりそうで、状況次第では『キャリアハイを狙う上での大ヤリ話』も浮上してきそうだ。


さて、騎手時代から実績のみならず、ファン・関係者から絶大な人気を誇った“ミッキー”。調教師に転身したのが2007年だからもう20年近くにもなるが、競馬サークルでの評判は相変わらず高いモノがあるという。

いまだにノースヒルズ系も、ノーザンF系も、社台F系も入ってくる優良厩舎だからね。扱いの難しかったラッキーライラックでも結果を残していたし、個人馬主やクラブからの安定供給も望める。

最近は再び横山典弘騎手にも積極的に依頼するなどしており、この厩舎の馬に乗りたがる騎手が多いのは確かだよ。

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JBCを制したばかりのアンモシエラを除外すると、“中央競馬でのGIのタイトル”はラッキーライラック以来、遠のいているのは確かだが、楽しみな若馬も多く、再び大舞台を賑わす場面は十分考えられる。

何より、開業してからこれだけ年数が経っているにもかかわらず、このタイミングでキャリアハイ更新が見えてきているのは厩舎運営が至って順調な証拠だ。


ただし、そんな厩舎にも嬉し悲しのこんな悩みもあるとか。

坂井瑠星騎手を可愛がってきて、実際に2023年は9鞍の起用で6勝と抜群の相性だった。

ただ、瑠星がかなりの人気騎手になってしまったこともあり、今は手配が難しいところもあるとか。矢作厩舎の馬に優先して乗るところもあるしね。

ミキオ先生とは騎手時代からの深い繋がりがある武豊騎手・横山典騎手の起用機会も変わらず多い中で、この厩舎から信頼を得られる若手が出てくるかどうかは気になるところだね。

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CHECKMATEでは今年早々に、松永幹厩舎の管理馬○トランキリテが絡み、超強烈なお年玉馬券をお届けしたのを皮切りに、直近のアンモシエラに至るまで、非常に情報が充実している厩舎のひとつと言える。

穴の厳選1鞍
(ゴールドランク以上の方限定)

[1月20日(土)京都11R]
石清水S
◎セオ(3番人気)
○トランキリテ(5番人気)
△スミ(9番人気)

馬連1点目:3400円的中
3連複:3万3720円的中
3連単:22万4760円的中

今後も良い馬券を提供してくれるであろう、松永幹厩舎からしばらく目が離せない展開となりそうだ。

【ビッグボスの情報注目馬】
“キャリアハイ”更新濃厚の厩舎にこの騎手ならば!


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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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