【いよいよ12月】近々、今年1年間を色々と振り返ってみましょうかの~(※日曜の推奨馬券も更新)
まいどこんばんは。ビッグボスと呼ばれとります、堀江と申します。
先週末の府中出張から早くも1週間。ワシはいつも通りの日々に戻り、本日も朝から現場取材でございました。
▼出張取材記事はコチラ▼
土曜日から良いレース、悔しいレースと色々ありましたが年末最後の開催は始まったばかり。粛々とやるべきことをやってまいりまっせ。
さて、いよいよ今年も残り1ヶ月。ワシの競馬歴からすると、もう50ウン回目(※推定)の師走競馬にいよいよ突入でございます。
競馬は年末で終わるワケじゃないし、来年も正月から楽しみ盛りだくさんではあるけども、それでもやっぱり1年の締めくくりはエエ形で終えたいし、有馬記念はガツンと獲って喜びたいモンや。
なんというかな、基本的には『儲けが期待できるレースを本気で探すならば、レースの格は決して問わない』っちゅうのがワシのスタンスではあるけども、それでもグランプリ……有馬記念は特別なレースのひとつやったりする。他ではダービーもそうやな。
今年はダービーもしっかり獲ったし、年の瀬に有馬も獲って……となるように、悔いのない準備を進めていかんとな。
というところで、改めて“年末”でございます。
今年もここまで色々とありました。というか、競馬サークルとしてはあまりにも出来事が多すぎる一年やったようにも思いますわ。
(藤岡)康太の件とか、(角田)大河の件とか、ホンマに悲しいことから、競馬サークルとして情けないことも沢山あった……。
その一方で、喜ばしいこと、会員の皆様と大いに盛り上がったこと、これも様々ありました。馬券の話で言えば、今年は10万馬券オーバーの特大配当がCHECKMATEの歴史の中でも、かなり多い年になった気もするな。
今度、時間をとって改めて振り返ってみようと思いますんで、以前からCHECKMATEにお越しいただいている皆様はぜひとも、
「今年印象的だった記事や推奨馬券」
「アナタにとって会心だった情報・勝負レース」
「衝撃的だった競馬界の出来事・ニュース」
なんかをぜひお寄せいただけたらと思います。
最近CHECKMATEを知って来ていただいた方は、後日書く振り返り記事をぜひご覧いただいて、このサイトのこと、我々記者勢のことをより深く知っていただけたら嬉しいね!
堀江の推奨レース
中山12R
3歳上2勝クラス
⑨アメリカンマーチ
(池江寿/ビュイック)
前日情報【ワンコイン馬券】の冒頭でも触れたように、来週・阪神ジュベナイルF週は世界的レジェンドジョッキー、ランフランコ・デットーリが来日予定となっている。
あれは2年くらい前のちょうどこの時期やったかな。一時は引退を表明しとったんやがいつの間にかそれを撤回して、今はアメリカを拠点に活躍してるんよね。
ワシが今でも覚えてるんは、彼がまだまだ若造やった頃に中山で行われていた若手限定の国際騎手招待競走のことやな。
その当時、今でいうWASJと、ヤングジョッキーズシリーズを足して2で割ったようなイベントが一時期組まれていたんよ。そこで圧倒的なパフォーマンスで2年連続の優勝を飾って、格の違いを見せ付けとったのが懐かしいな。イベント自体は4~5年で終わった気もするが……。
先週のジャパンCウィークに来とったクリストフ・スミヨンもそうやが、世界の超一流の腕前を日本で見られるのは幸せなこと。ぜひ来週は1鞍でも多くの騎乗依頼が集まってほしいわね。
ということで、当欄での注目馬は外国人ジョッキーのウィリアム・ビュイックが騎乗する⑨アメリカンマーチや。関西陣営が得意とする、相手レベルを見極めた上での【勝負の関東遠征】やね。
ビュイックもすっかり日本でお馴染みのジョッキーになって、先週のジャパンCでは人気を落としていたドゥレッツァを2着同着に導いて的中馬券に貢献してくれた。スローペースを見極めて自らポジションを押し上げた上で、あわや勝利寸前まで持ち込む大ファインプレーやったね。
彼は美浦を拠点にすることが多いさかいにワシが直接接触することはないんやけども、彼の周辺事情に詳しい情報網によると「とにかく勤勉で、騎乗馬のことをよく研究しているんですって。あまり人付き合いに積極的じゃないところも含めて、職人気質という感じです」との話。こういう部分はスポーツ紙や専門紙では明かされないところやね。
今回は色々と都合が噛み合わず、先週・今週のみの短期免許取得になっとるが、ホンマは有馬記念やホープフルS当日まで乗ってほしいってのが関係者多数の本音やろう。
そんな研究熱心な名手の腕がガッチリと噛み合いそうなのが、今回の来日最後の騎乗馬になるコレですわ。
とにかくスピードに秀でた馬で、まだ若さがあって制御面では課題を残すんやけど、これはビュイックの手でさらにパフォーマンスを上げてきそうな雰囲気がある。当然、それを見越して陣営は声をかけたっちゅう話。
ただ、このレースには前走・1勝クラス戦を楽勝した時にこの馬に騎乗していた丹内祐次も居て、継続騎乗になっても不思議はなかったんや。
けれども、ココだけの話丹内サイドは「なんとか続けて騎乗できないか」という道を模索したらしいが、昔から繋がりが深いマイネル軍団(⑯マイネルディレクト)を先約で受けていたために、それが叶わなかったっちゅう裏話があるようや。
厩舎サイドや過去に騎乗したジョッキーから内々で高く評価されている馬にもかかわらず、直近ではローカルばっかり走っていたことや、関東圏ではあまり知られた存在ではない関西馬っちゅうこともあって、午前11時時点で単勝3番人気は思った以上に妙味がある。ココはぜひアタマで来てほしいところやね。
関東勢で強力なのが⑩アイアムユウシュンと⑮ショウナンアビアスの2頭。これが印的には○▲となる。
前者⑩アイアムは直近結果が出ていないものの、美浦界隈では「ようやく状態がホンモノになってきた。前走は暑さでヤラれていただけだし、春は戦ってきた馬のレベルが高かったからね」と陣営がエラく強気らしい。
後者⑮ショウナンは前走・東京ダ1300m戦で序盤引っかかりながらの3着粘り込み。そこから距離短縮でさらにスピードが生きそうやな。そもそも、3走前には中山ダ1200m戦でハイレベルなメンバー相手の3着もあるで、まともなら上位争い必至やろう。
そこに、差し展開になった時に浮上の余地がある⑧サザンステート、先約優先とはいえアメリカンマーチに乗れなかった以上、結果が欲しい丹内の⑯マイネルディレクトまでを本線に。
馬券的には、オッズが魅力的だったので◎⇒○▲の馬単もちょっぴり上乗せして追加ボーナス狙いでどうでっしゃろか。
本線
9-10
9-15
8-9
9-16
押さえ
5-9
3-9
4-9
9-14
9-11
9⇒10
9⇒15
1頭目:9
2頭目:10.15.8.16
3頭目:10.15.8.16.5.3.4.14.11
(フォーメーション26点)
1着:9
2着:10.15.8.16
3着:10.15.8.16.5.3.4.14.11
1着:10.15
2着:9
3着:10.15.8.16.5.3.4.14.11
(フォーメーション48点)
堀江
栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。
長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?