まいど!2024年オーラスのビッグボス堀江でございます。
先週末から展開中の『2024年総まとめ』記事。今回は春競馬を振り返ってまいります。このペースで間に合うんかいな……? アカンかったら年明けもやります(笑)。
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さて、4月……避けては通れないこの話から。
競馬場の献花台には
ファンから沢山の花が寄せられた
藤岡康太の件はホンマに残念やった。夏に亡くなった角田大河も含め、1年のうちに現役ジョッキー2名がこの世を去るという……。ワシらにとって、大きな仲間を失った年になってしまった。
競馬ファンの皆さんも、もしかしたら内部にいる人間もそうかもしれへんけど『競馬が常に危険と隣り合わせで、騎手は命懸けで乗っている』と意識がついつい薄れがちなところを、強烈に再認識させられる出来事でもあった。
そんな中で、手前味噌な的中紹介にはなるんやが『康太が乗る予定だった』という勝負馬での的中をお届けした場面もありました。当時のスマッシュヒット紹介もご覧いただきたいところです。
(※有料会員様限定情報)
[4月14日(日)阪神12R]
◎エイシンレジューム(3番人気)
★バトゥーキ(2番人気)
△エムズマインド(9番人気)
馬連3点提供:1450円的中
3連複:7570円的中
3連単:3万3450円的中
悲しい出来事があっても、競馬は進んでいく。
春のG1シーズン本番に突入していく中で、CHECKMATEを牽引してくれたのが山川クンと加藤クン。ここから重賞を中心に好的中が目立ちましたな。本音トークでの推奨馬券も色々あったな。
(※有料会員様限定情報)
[4月27日(土)東京11R]
青葉賞(GⅡ)
◎シュガークン(2番人気)
○ショウナンラプンタ(7番人気)
▲デュアルウィルダー(4番人気)
3連単:3万8360円的中
3連複:6630円的中
枠連1点目:720円的中
(※有料会員様限定情報)
[5月4日(土)京都11R]
京都新聞杯(GⅡ)
◎ウエストナウ(5番人気)
★ジューンテイク(8番人気)
△ヴェローチェエラ(2番人気)
3連複:2万1060円的中
馬連3点目:1万1990円的中
(※有料会員様限定情報)
[5月18日(土)京都10R]
◎マイネルエニグマ(7番人気)
▲ロードマンハイム(2番人気)
★ドットクルー(4番人気)
3連単:7万8000円的中
3連複:1万1310円的中
馬連2点目:3340円的中
[5月18日(土)東京12R]
◎マテンロウガイ(5番人気)
★トクシースタローン(3番人気)
△トーセンクライスト(7番人気)
3連単:6万7610円的中
3連複:1万3570円的中
馬連3点目:3180円的中
(※有料会員様限定情報)
[5月11日(土)新潟8R]
◎コスモオピニオン(2番人気)
○アニトラ(8番人気)
▲シャンデルナゴル
3連単:6万1930円的中
3連複:5530円的中
馬連1点目:5880円的中
そして、春のG1シーズン最終盤でやってきた、葵ステークスのこの一撃!
この葵ステークスに関しては、レース前から山川クンと加藤クンが『ピューロマジックの天才的なスプリント能力』を絶賛しとってな。加藤クンに至ってはダービー週にもかかわらず、こんなコラムを書いとったほど。
裏を返せば、CHECKMATEはこういう勝負馬を事前に見定めていて、関係者取材や分析からしっかりとお届けできているということ。これは“再現性のある的中”とワシはレース後から言わせてもらっていた。
その通りに、夏競馬も含めて今年は特大配当が目立ったな。ここらは加藤クンの騎手情報が生きた場面も多かった。
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[7月28日(日)新潟11R]
◎エマロア(2番人気)
★オルノア(7番人気)
△ピースヒロフェイス(14番人気)
馬連3点目:3500円的中
3連複:7万9830円的中
3連単:28万5380円的中
(※少人数限定公開)
[8月17日(土)新潟9R]
瀬波温泉特別
◎ジャスパーロブスト
△トーホウボルツ(13番人気)
△グレノークス(5番人気)
馬連4点提供:6380円的中
3連複:2万5810円的中
3連単:8万7800円的中
(※ゴールド会員様限定)
[6月15日(土)京都11R]
米子S
◎トゥードジボン(4番人気)
▲ディオ(3番人気)
○アナゴサン(10番人気)
馬連2点目:2210円的中
3連複:1万4220円的中
3連単:7万1150円的中
余談やが、この頃の競馬界では『モレイラ問題』が盛り上がっていた時期でもあった。
紆余曲折を経て、来年からの短期免許取得が可能な立場となった中、今後日本でどういう活躍を見せてくるのかは注目しておきたいところ。
▼加藤のモレイラ関連記事はコチラ
ということで、駆け足で夏競馬までご紹介させていただいた。秋競馬編へと続きますが、ココからがさらに長そうやね(笑)。ぜひ最後までお付き合いいただき、2025年も大いにご期待ください!
堀江の推奨レース
京都9R
春待月賞
⑭アンジュフィールド
(矢作/幸)
ココ2週くらいが本命選びを二択で引き間違えているというか、対抗にした方が来るみたいな展開が続いていて悔しい限り。まだまだワシも精進せなアカンね。
今日は最終日っちゅうことで、攻めの堀江で行きたいと思いますわ。朝イチ(午前10時)時点で単勝9番人気、休み明け一発目の⑭アンジュフィールドや。
矢作厩舎の管理馬やで、このタイミングで復帰させるのは“リーディング争いの手駒を増やしたいから、無理やり使ってるのでは?”という風にも見えるんやが、関係者に取材したところ「本当は今月のアタマでも使えるくらいだったんですよ。そこから更に乗り込んできたんで、仕上がりはかなり良い部類です」という返答やった。
ま~、矢作厩舎の特徴は『使っていって良くなる馬が多い』というのが正直なところやけど、この態勢なら配当妙味も含めてイキナリから狙ってみたいモンやね。
今年は2戦しかできておらず、キャリアを通しても今回が8戦目と、この厩舎の4歳馬としては使い込まれていないというか、ケガがあったり成長が遅かったりでまだ完成しきっていない部分がある。そんな中でも、ちょうど1年前(2023/12/23阪神7R)で見せた逃げ切り勝ちが圧巻やった。
ただ、その時のレースはダート1800m戦やったけど、本質的にはもっとスピードが生かせる舞台の方が良さそうなんよな。その片鱗を見せたのが1400mに短縮した前走(8/17中京10R)で、この時自身が逃げて刻んだ前半3ハロンの時計が【33.7秒】。“オイオイ、芝かいな”ってくらいの超ハイペースで引っ張って3着粘り込みや。
揉まれ弱い馬っちゅうこともあって今回の外枠引きも絶好。押し切りに期待したいところやね。
強敵になりそうなのが⑤リジル。すでに現級はいつでも突破できるだけのパフォーマンスを示しとる。ただ、ココ最近は控える競馬であまり持ち味が生かせていないというか、本質的にはこの馬もスピードを生かして逃げ・先行の競馬をした方がエエようには思うんよね。
それは陣営も感じているようで、今回は鞍上を主戦の藤岡佑から岩田望にチェンジ。行かせたがっている雰囲気がある。その意味では◎本命馬との先行争いでかち合う可能性はあるが、スムーズなら“行った行った”の結果が大いにあり得るんとちゃうかな。
以下、関東馬の⑩ニシキギミッチーはココ最近ずっとゲート難を抱えているんやが、まともに出た時はこのクラス上位の能力は秘めとる。これも逆転候補の一頭に入れておこうか。
その他、⑫アルシオーネは前走(3/10中京12R)の1勝クラス戦での勝ちっぷりが優秀で、このクラスでも大いに戦えると思うが、そのレース後に脚部不安が出て今回は長期休養明け。オマケに坂路でしか調教できていない現状を見ると、ココを使った方がさらに良くなりそうな過程ではある。あくまで今回は本線の一角扱いに留めるかな。
かなり拮抗しているメンバー構成なモンで、今回は2着候補を多めに引かせてもらう形で馬券を組んでみよう。
本線
5-14
10-14
12-14
押さえ
14-16
13-14
4-14
9-14
軸:14
相手:5.10.12.16.13.4.9
(軸1頭ながし21点)
1着:14
2着:5.10.12.16.13.4
3着:5.10.12.16.13.4.9
1着:5.10
2着:14
3着:5.10.12.16.13.4.9
(フォーメーション48点)
堀江
栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。
長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?