まいど、週末のビッグボス堀江でございます。
本家ビッグボスはカンガルーで『映す価値なし』になったり、上沢選手の移籍に絡んで色々と話題になっとりましたな。って話もしたいんやが、今日は2024年の振り返りの続きをば。
▼2024年の振り返り記事を更新中!
前回の記事ですでに夏競馬の振り返りに差し掛かっとったんやな。
その夏競馬と言えば、角田大河の件があったのもこの時期やったね……。
大河の逝去を巡っては、週刊誌報道や、内部事情を聞きかじったような“事情通のフリ”をしている連中の情報発信について、改めて“モラル”が問われる出来事やったと思っている。
我々CHECKMATEは栗東に拠点を置いて18年、もちろんスポーツ紙や専門紙に掲載されない、できないような関係者の本音や勝負ネタを皆様にお届けするために活動しているが、
その裏では必ず『情報元との関係性を保ち、丁寧に裏取りをする』気持ちを忘れずにやってきたつもり。そしてその姿勢はこれからも変わらない。
ただ、インターネットが当たり前のツールになり、誰もが情報を発信できるようになった時代において、必ずしも“他メディアに先んじて、いち早く情報をお伝えすること”が正しいとも言えなくなってきたように思っている。
いま一度、情報という、なかなか目に見えない、そして形にしづらいモノの価値や在り方を考えさせられた出来事でもあった。
時が過ぎるのは早いもので、間もなく大河の死から半年が経とうとしている。
残された血縁者たち……アニキの角田大和、調教師である親父(角田晃一)には今年、特に頑張ってほしい気持ちが大きい。これはユースケ(藤岡佑介)なんかにも言えることやけどな。
大事な家族を失った悲しみは決して癒えることは無い中、真摯に競馬に向き合っている彼らにはどうしても肩入れしたくなるところですわ。
藤岡佑介は中山金杯で
幸先の良いスタート
馬券の振り返りに戻ると、夏競馬から秋競馬前半にかけては、騎手情報担当の加藤クンがよく活躍してくれた。
特に、独自の情報ネットワークから持ってくる“開催直前で入ってきたヤリ話”の成果が大きかったな。いわゆる緊急スクープ的なヤツな。
【緊急関係者情報】
(※少人数限定での公開)
[8月17日(土)新潟9R]
◎ジャスパーロブスト
△トーホウボルツ(13番人気)
△グレノークス(5番人気)
馬連4点提供:6380円的中
3連複:2万5810円的中
3連単:8万7800円的中
【緊急関係者情報】
(※少人数限定での公開)
[10月14日(月)東京10R]
◎ソンシ
△マンドローネ(3番人気)
△ヤマニンデンファレ(14番人気)
馬連:690円的中
3連複:1万6450円的中
3連単:4万3660円的中
さっき言った“情報は決して早ければ良いというモノではない”っちゅうところにもかかってくるんやけど、
日々現場で様々な話が聞ける立場だからこそ、週末の開催が直前になった段階だからこその勝負ネタや、「ごくごく少人数のみで楽しんでくれ」という現場サイドのヤリ話が入ることもある。ワシが年末にお送りした緊急情報もそういう類やったな。
緊急遠征大ヤリスクープ
(※少人数限定での公開)
[12月7日(土)中山7R]
◎オルノア
▲パンジャ(4番人気)
△ラパンラピッド(6番人気)
馬連2点目:1060円的中
3連複:6120円的中
3連単:2万0490円的中
(※こういうヤリ話は、普段からCHECKMATEの情報に親しんでくださっている方のみのご案内となることが多いので、そこはご了承ください)
駆け足の振り返りになるが、秋前半は【厳選勝負レース】を中心に、堅調な成績を積み上げることができたな。
もちろん毎週の反省点も様々あったし、この世界ではどんな結果でも心から満足いくことはないけども、9~10月の2開催で厳選勝負レースの的中率は7割近く、また回収率も良い内容を残すことができた。
今年の課題のひとつは、この成績を“一年を通して継続すること”になる。どうしても馬は生き物やし、年始からは天候不順もあって、不確定要素が出てくるのは否めないけども、そういう場面でもしっかりと的中を積み重ねていけるようにますます頑張らんとアカン。
ということで、結局2024年の終わりまで辿り着いていない振り返り記事も次がラストになる見込み。山川クン、獅子奮迅の重賞・GIの活躍をガッツリ掘り下げる予定なので、ぜひ見ていって頂戴ね。
堀江の推奨レース
中京11R
淀短距離S
①バルサムノート
(高野/鮫島駿)
ココは基本的に②ソンシが強力なレースではある。前走(12/14京都11R)が初の芝1200m戦で、スローペースを中団後ろから差してくるという展開を考えると楽ではない形で2着と好走した。
そこから続けて芝1200m戦という点で慣れが見込めるやろうし、陣営が特に強調するのが『今回が左回りになる』というところ。
加藤記者の勝負ネタで3連単4万3660円含む完全的中をお届けした2走前(10/14東京10R)を筆頭に、この馬はこれまでの4勝すべてを左回りで挙げている。となれば、必然的に中京替わりでよりヤル気になるのは必然やね。
ただ、もう一頭魅力的な馬が居るんよな。それが①バルサムノートや。
この馬も強調点のひとつは左回りになるっちゅうところ。前走はチャレンジ精神でマイルCSに出走して、果敢に先行して13着に終わっとるけども「右回りだとどうしても直線で右にモタれるんですよ。確かにG1だとまだ上位との能力差はあったかもしれませんが、左回りならもっとパフォーマンスを上げられます」と厩舎関係者言っとったわ。
元々、この馬は3歳の頃から好パフォーマンスを見せとって、ラジオNIKKEI賞では勝ち馬エルトンバローズや3着レーベンスティールから小差の4着。それもゴールまで不利を受けての結果やでな。
そこから芝1400m路線で結果を出してきて、今回は昨年2月の小倉以来の芝1200m戦になるけども、ここでも十分にスピードは通用すると思うで。それどころか、この枠の並びならスンナリ逃げの手に出るんちゃうかな。
ソンシが居るからか単勝オッズもソコソコ付きそうやし、これはアタマで来た時のリターンの大きさに期待して買ってみたいね。
余談やけど、昨年8/24新潟11R(朱鷺ステークス)を制した時が、このレースは芝1400m戦やったんやけど、1200m地点の通過タイムが【1:08.1】や。
実はな……2020年以降の新潟芝1200m戦で、これよりも速い時計で決着したレースは一度も無いんやって。それくらい卓越したスピードを見せてくれているっちゅうことや。さっき“十分にスピードは通用する”って言ったのも、こういう裏付けがあるからやね。
先述の通り、どうやっても強敵になるのは②ソンシ。これに逆転された場合は“しゃーなし”って気持ちで構えておきますわ。
その他の相手候補で押さえておきたいのは、前走でソンシに先着している⑭メイショウソラフネは当然として、この中間の気配がヤケに良さそうなのが⑮ダディーズビビッド。昨年一年間は不振やったけども、今回は買ってみたくなる陣営のトーンやった。中京巧者でもあるしな。
同じく中京向きっちゅう意味では昨年のCBC賞を勝っている⑯ドロップオブライトも本線に。ただ当時は最内枠からロスなく立ち回れたのが、今回は16番枠。これはジョッキーの工夫が必要になりそうやなあ。
馬券は基本的には◎○の組み合わせをやや厚めにしつつ、オッズを見ながら最終調整したいところやが、配当妙味から馬単◎⇒○の1点も入れておきたいね。
3連複は②ソンシに相手を絞って2頭軸で。逆に3連単は万が一②ソンシが飛んだ場合の高配当パターンも構えておきたい。
本線
1-2
1-14
1-15
1-16
押さえ
1-17
1-4
1-3
1-6
1⇒2
軸:1.2
相手:14.15.16.17.4.3.6.7.5
(軸2頭ながし9点)
1着:1
2着:2.14.15.16
3着:2.14.15.16.17.4.3.6.7.5
1着:2
2着:1
3着:14.15.16.17.4.3.6.7.5
(フォーメーション45点)
堀江
栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。
長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?