個性派記者の本音トーク 堀江

【やっぱり東京・京都は特に面白い】2024年のCHECKMATEと、競馬界を振り返ろう……の巻(その④)

個性派記者の本音トーク 堀江
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まいど、週末のビッグボス堀江でございます。小倉・東京・京都……楽しみが続きますな!

ということで、随分と時間がかかっておりました2024年の振り返り記事、今日が最終回でございます、

どこまで喋ったかいな……。秋競馬の前半戦、10月に差し掛かったあたりやったっけ?

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さて、10月と言えば早々にこんな問題が起きました。

藤田菜七子永野猛蔵がスマホ問題を巡って引退。その他に小林勝太が長期の騎乗停止になった。

その他の騎乗停止は佐々木大輔横山琉人の若手勢に、暮れには岩田康誠も移動中の音楽鑑賞でルール違反を取られて制裁を受けている。

ヤスナリの騎乗停止に関して言えば、その制裁を不服と感じた騎手たちがジョッキーパンツを代わりに履いてアピールなんて場面もあった。


このパフォーマンスは正直、ワシは騎手側が正しいとは思わへん立場や。現状のルールは確かに運用があやふやな面が多いし、現場と管理側がもっとしっかりと管理すべきやと思うけども、一方的な行動が風紀を乱すのはどこの世界にもよくあること。徹底的に抗うなら騎手会が団結して話し合うべきやろう。

もっとも、騎手側の立場を慮る立場から見れば「これくらいの行動に出てしまうほどの憤りを感じている」っちゅう部分もあるやろうけどな。

いずれにせよ、一連のスマホ問題はJRAだけで解決できる問題ではなくなってきているように思う。年を跨いですっかりこの件が忘れられたようにも思われるが、どこかでキッチリと今後のへの指針を見せてほしいところやね。


そんな問題が起きている中でも、競馬に参加していただいているファンの方々には改めて感謝せなアカンし、真面目に頑張っている現場の人間たちが“競馬は面白いぞ!”という部分をしっかり見せてくれた、そんな秋競馬だったように思う。

その秋競馬で特に活躍を見せてくれたのが、我らがCHECKMATEのエース・山川クンや。エリザベス女王杯を皮切りに、重賞・G1での大活躍は今も記憶に新しいところでしょう!

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11月のG1的中

特にエリザベス女王杯に関しては、2ケタ人気の超人気薄・ラヴェルが本命ということで、レース発走前から“山川さん、正気なの?”というお問い合わせも来ていたのはココだけの話。

せやけど、こういった攻めの姿勢を貫くのが山川クンの真骨頂。この時の裏話はホンマに面白かったな。

そんでもって、こういった大レースが数多く行われる舞台である東京・京都開催はCHECKMATEにとっても十八番の条件。来週以降が早くも待ち遠しいところですな。


そこから暮れに入ると、やはり特に盛り上がったのが最終盤の有馬記念ウィーク以降。手前味噌ですがワシの的中も入れさせていただきます……(汗)。

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12月のビッグヒット

こうやって振り返ると、まだ1ヶ月しか経ってないのに随分と遠くのことのように思えてくる。これも日々の競馬のサイクルの早さやね。


常々申し上げている通り、競馬という競技の性質上『100%間違いなく当たる』というレースは存在しないし、すべてのレースで的中を挙げるのは現実的には困難や。すべてのレースですべての馬の単勝を買う……みたいな屁理屈は抜きでな。

けれども、綿密な取材と徹底した研究、勝負レースの選定、そして長年の経験を積み重ねていけば、的中確率を高めることはできる。我々が武器とする関西情報は絶対に生きる。そう確信してやまない。

競馬界は常に動いている。その趨勢にしっかりと対応して、一時の負けにもすぐに立ち上がる。その姿勢だけは失ったらアカンよな。

2025年はまだまだ始まったばかり。ここから昨年以上に良い年にするために、CHECKMATE一丸となって戦ってまいります。どうぞ大いにご期待くださいませ。

堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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