個性派記者の本音トーク 堀江

【調教注目馬 2/27】調教師の引退は寂しいところやが

個性派記者の本音トーク 堀江
ビッグボス堀江

ビッグボス堀江や。

調教師の引退は寂しいところやが

阪神&中山競馬が開幕ということで、名実ともに春競馬となるな。

あんま実感がないけど、土曜日に行われるオーシャンSが高松宮記念の最終トライアルとなる。これからは春のG1に向けて毎週のように重要なレースが行われるので、気を抜かずにチェックしていきたい。

そして調教師の引退、新人騎手のデビューを同時に迎えるが、今年は特に『名物』と言える調教師が引退とあって、寂しいものがある。

まず音無調教師だが、毎週のように坂路で明るく話しているのが印象的やった。

思ったことを何でも口に出してしまう師らしく、「あの馬、動かんなあ」とボヤいた馬が競馬で勝って記者に問い詰められることもしばしばあったが、こんな楽しいやりとりが見られなくなるのも寂しいもんや。

木原調教師は、スタンドでの席が最上段の通路付近ということで、複数の調教師やら記者が集まりやすく、無駄話やら世間話で楽しそうにワイワイしているのが印象的やった。馬の具合とかハッキリ言ってくれる人でもあったので、いろいろ助かる面もあったわ。

河内調教師は、スタンドで読書してる姿を多く見かけたな。読書に熱中して電話が鳴っても出ず「なんや、切られちゃったよ」と苦笑いすることも。個人的には静かな印象やったかな。


調教師の引退は寂しいところやが、こうした入れ替わりを経て競馬も進化していくもんや。その勇姿をしっかりと目に焼き付けて競馬を楽しみたいところや。

もちろん、来週からスタートする中京競馬、さらに新人調教師絡みでもエエ話を掴んでいるので、こちらも楽しみにしてな!


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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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