個性派記者の本音トーク 堀江

【競馬裏チャンネル】重賞で存在感を示したが(週末の注目馬も公開)

個性派記者の本音トーク 堀江
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まいど!栗東のビッグボス、堀江でございます。

実は、今週の3/10(月)は、5月に東京ドームで行われる巨人×阪神戦のチケット発売日やったんや。

月曜は馬主と飯を食う約束をしとって、それで佐川クンに「代わりに獲ってや!11時にパソコンの前に張り付いとって」って頼んだんやけど…

佐山

すみません、1分で売り切れました・・・・・・・。

ってLINEが来たわ。もちろん、上の方のC席とかは空いてたらしいけど、S席やA席といった良い席は即完売。ワシが指定した日はしかも、5/5(月)のこどもの日やったから、結局D席とかも売切れて、一番先に完売マークがついとったらしい。

ワシら競馬関係者は中々週中から土日は動けへん。だから貴重な月曜日の試合は東京だろうが福岡だろうが喜んで飛びつくんやけど、今は野球のチケットもプレミアム化していてまともに買えへんな。

当日球場に行っても買えた時代が懐かしいわ。最近は競馬場の指定席も激戦らしいな。今は関係者分で確保されていた指定席とかも縮小しとるらしいで。開門ダッシュもGIの風物詩やったし、そこは少し物足りなく感じてしまうな。

【今週の競馬裏チャンネル】
重賞で存在感を示したが

Mデムーロ騎手が中山牝馬Sをシランケドで勝利。実は今年の芝の初勝利だったのをご存知だろうか?

エージェントを何度も変えたりなどしたけど、成績も騎乗数も完全には頭打ち。どの厩舎に聞いてもあたりが強いということもあるし、レース中にエキサイトするタイプで敬遠されてしまう部分が出てきてしまったよね。本人は重賞で存在感を示したと思っているけど、そこまでの波及作用があるとは思えないね

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エージェントを起用しているが、Mデムーロ騎手の意向もそれなりに加わるため、騎乗依頼から時間が掛かるのも敬遠されているところでもあるという。

昔のように100勝も150勝も勝っている時代なら、厩舎も待つことだろう。しかし、勝利数は50勝を割っていて完全な中堅騎手に落ち着いている。しかも、年齢が上がってきたこともあって、折り合いを欠くことも目立つ。もともと、剛腕タイプの騎乗だけど、岩田康誠騎手みたいなイン突きしてセコく乗るというタイプではないし、どうしても懇意にしているところしか馬が集まらない。

中山牝馬Sデーもシランケド以外は乗り馬がいなかった。もちろん、かつてのようにバンバンと乗りたいという訳ではないだろうが、この1鞍のみというのはね。翌日も笹田厩舎の2鞍のみ。理想とは違う騎手生活になってきているのは間違いない。本人はまだまだ元気ではあるんだけど。

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昨年の秋は須貝厩舎からの依頼を受け、フリームファクシなどで成績を出した。佐々木大輔騎手の影に隠れる形になっていたけど、須貝調教師もガンガン乗せていた。しかし、今年に入り、頭数は激減。フリームファクシの根岸S以降に依頼はない。結局、ピンポイントで勝ってみせても、存在感がアップしてこない。

このままだと、今年は40勝割れもあるんじゃないかな。ただ、関西は中堅以下がそこまで伸びている訳でもない。トータルで考えると同じ位の成績は残すかもだけど、依頼している数やその質は明らかに落ちている。シランケドで勝ってもそこまで質の高い馬は回ってこない。後はエコロの原村オーナーには好かれているようなので、そこがメインとなってくるんじゃないかな

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重賞を勝ったことはめでたいが、どうもエージェントやその周囲と上手くいっていないのか、もうしばらくは馬集めが苦労しそうだ。

【ビッグボスの情報注目馬】
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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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