
祝!阪神タイガース世界一!!
昨日は世界が注目するメジャー開幕戦・ドジャース対カブズが東京ドームで行われて、視聴率は31.2%やったらしいで。とんでもないな。そんなビッグゲームの開幕投手を務めたのが今永・山本の二人なんだから、同じ日本人として誇らしく思う。
結果、昨年のワールドチャンピオン・ドジャースがカブスを4-1で下したんやけど、その2チームに勝ったのが我らの阪神タイガース!
「阪神タイガース!世界一ですね!!」
なんて皆に言われたわ!つまり、昨日は東京シリーズの2位決定戦やったってワケやな(笑)
今年は世界の阪神タイガースがセ・リーグを制してセ界一になる予定なんで、今シーズンも応援の程よろしゅうたのんまっせ!
【今週の競馬裏チャンネル】
厩舎の今後を決めるのは○○
リーディング上位の調教師でも素質の高い馬を見抜くのは難しいという。
昭和の頃の調教師は、馬の形を徹底的に覚え馴致から携わっていたこともあり、必然的に若駒の頃から各馬の特徴を把握することができた。
しかし限られた大手牧場が寡占するような状況となり、トレセンは最終調整を施す場所へと意味合いが変わってきている。
そして、若駒に対する接し方は騎手も本質的に一緒だろう。
大昔は若駒の頃から騎手が付き合うこともあったようだが、今は新馬戦当日にパドックで跨るのが初めてということが大半。それだけに、騎手が調教師へ転身しても走った馬の若駒の頃の動きが分からないというギャップがあるようだ。
そんな中で福永調教師は、騎手時代の晩年からセレクトセールに赴いてはセール本を片手にパドックでじっと観察していた。大体、大物生産者のそばにいて、牧場サイドの若駒の見方を教わっていたという。
福永厩舎にはノーザンファーム系の大物馬主が少なくないし、社台グループのクラブの馬も多いのは間違いない。
ただ「あれ?」って思うクラブの馬も3歳世代にはいる。
実は、セレクトセールで馬の見方を教わった関係で馬を預かることもあるらしい。最近はそこまで目立つクラブではないけど、馬房がパンパンの中でも義理堅く年に1頭は預かるという話が決まっているようだね。

クラブ側とすれば、福永厩舎という看板だけで口数がはけるのは確かだ。
調教師としてはまだスタートしたばかりだが、やはり騎手時代の印象も強くて根強い大ファンが多い。
ノーザンファームや社台ファーム系のクラブの馬だと、出資できるとも限らない。そもそも値段も高いしね。そういった人たちの受け皿にもなるだろうし、そのクラブも人気厩舎に預けることができる政治力があるということが評価されるんだよ。

そして今年は、福永厩舎にコントレイル産駒の期待馬、高額馬が続々と集まりデビューする予定だ。
コントレイル自体はその父であるディープインパクト同様に牡馬にしては華奢だが、産駒は割とガッチリした馬もいる。コントレイルの母系がアメリカンだから、そちらの影響も考えられる。
生産者であり馬主でもあるノースヒルズもコントレイル産駒に力を入れている。もちろん、ノーザンファームでも高額取引されるということもあり、高い繁殖があてがわれている。コントレイル産駒が前評判通りに動けば3歳クラシックで活躍する可能性は十分あるだろうし、福永調教師も自ら選んだ馬が多く入るだけに、コントレイル産駒の活躍が厩舎の今後を決めるかもしれない。
ちなみにCHECKMATEでは、春のG1が盛り上がっている裏でも、外厩情報の【黒木さん】や馬主情報の【赤崎さん】がコントレイル産駒など2歳馬の情報を収集している。そして年末年始などの早い段階で春競馬が絡む情報を入手していたからこそ、毎週のように万券的中を仕留めることができた。
今週のトライアル重賞でも、そして春のG1週でも『本物の関西馬情報』をお届けしていくので、ご期待いただきたい。
【ビッグボスの情報注目馬】
夏場には違った条件も試してみたい!

堀江
栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。
長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?