個性派記者の本音トーク 堀江

【競馬裏チャンネル】有力馬であれば掲載されて然るべきものが……

個性派記者の本音トーク 堀江
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まいど! 栗東のビッグボス、堀江でございます。

クロワデュノールがジャパンCへの出走を表明したな。以前にも「出走するか否かは五分五分」とお伝えしたと思うんやけど、あれはだいぶオブラートに包んだ方で、ホンマのところは「使わないんじゃないですか?」という声の方が周囲では多かったんや。

つまり、それぐらいデキが悪かったってことやな。凱旋門賞の時も、表向きには良いことを言っとったけど、現地に行っていたスタッフや牧場関係者は相当泣いとって、「ビザンチンドリームの方に期待ですね」と現地の日本人関係者が漏らすほどやった。

まぁ、何とか“使える”ぐらいには持ち直してきたのは事実やろうけど、100%ではないことは間違いない。それに最終追い切りには、ジャスティンパレスに騎乗予定のクリスチャン・デムーロを乗せとったんや。

「第三者の意見を聞いて決めようと思いました」と表向きには言うとるけど、これは先々の乗り替わりまで見据えての起用なんちゃうか?ここでいい走りができれば、有馬記念へ続戦のプランも出るやろうし、アカンかったら完全休養。それなら次はドバイが目標になるタイプの馬や。

そうなった時、今年のドバイターフをソウルラッシュで勝たせたクリスチャンが相棒やったら、これ以上心強いことはあらへん。海外遠征なら乗り替わりも命じやすいしな。そういう思惑も見え隠れする最終追い切りやったと、ワシは思うで。

【今週の競馬裏チャンネル】
~有力馬であれば掲載されて然るべきものが……


今週はジャパンカップが行われるが、有力馬の1頭であるダノンデサイルが、ちょっとした話題になっている。


その内容は、有力馬であれば掲載されて然るべき『フォトパドック(馬体写真)』が存在しないことだ。


G1競走ともなれば、有力馬の馬体写真は各専門紙・スポーツ紙にとって不可欠なコンテンツであり、厩舎側も撮影に応じるのが通例である。一部の厩舎では専用の背景を用意して撮影することもあり、それは一種の「儀式」として定着している。

しかし、今回ダノンデサイルはその撮影に応じていない。これは日本ダービー時と同様の対応であり、決して今回に限った話ではない。

今回は調教師が撮影に応じなかったようだね。もちろん応じる義務とかはないし、この対応もいつものことと言えばいつものことなんだけど……。明るいキャラクターのように映っているけど、結構、変わっているのが隠せなくなってきた感じよね。

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メディアに対して明るいキャラクターで知られる安田翔伍調教師だが、その管理方針は非常にシビアかつ独自色が強いものがある。周囲の慣例や同調圧力に屈することなく、馬の調整とメンタルを最優先する姿勢は、時に「変わり者」と評されることもあるが、それがダービー制覇という結果に結びついたのも事実である。

安田厩舎の『独自色』は、騎手起用にも色濃く表れている。

ダノンデサイルの主戦を大ベテラン・横山典弘騎手から戸崎圭太騎手へとスイッチした際、それは馬主サイドの意向ではなく、調教師自身の判断であったと言われている。

かつては馬主の意向が強く反映された騎手人事も、現代競馬では調教師が全責任を負って決断するケースが増えている。とはいえ、功労者であるベテラン騎手からの乗り替わりを断行し、その後一定期間、騎乗依頼を行わないという徹底した姿勢は「妥協なきプロ意識」と「気難しさ」の表裏一体を示しているとも言えるだろう。

かつて有力馬主との転厩騒動が話題になった際も、独自の信念を曲げない姿勢が見え隠れしていた。良くも悪くも、我が道を貫くスタイルが現在の安田翔伍厩舎を形成している。


そしてダノンデサイルがジャパンカップで好走できるかどうかは、単なる1勝以上の重みを持つかもしれない。フォトパドックを拒否してまで貫いた調整、そしてシビアな騎手起用。これらが正しかったことを証明できるのか、その『結果』には大きく注目したい。



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堀江

栗東生まれ栗東育ちの大ベテラン
栗東トレセンのほぼ隣に生まれ、トレセンから流れてくる馬の匂いを日々感じ、目と鼻の先で競走馬と関係者を見て育った大ベテラン記者。予想に魅力を感じ専門紙記者になるも、「サラリーマンとしての記者生活はつまらない。囲み取材では誰も本音を話さない」と独自の取材術を磨き、現在はフリーで栗東を中心に活動中。

長年の経験で得た嗅覚を武器としており、関西事情はこの男に聞いておけば大体分かると言っても過言ではない。周囲からは“ビッグボス”と慕われ、厩舎関係者も管理馬の相談を持ちかけることも日常茶飯事。アナタが普段見ている競走馬のレース選択にもこの男が関わっているかも……?

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