個性派記者の本音トーク 加藤

【マクり返した!】川田将雅、再びエンジン全開でリーディング再浮上&神懸かり騎乗

個性派記者の本音トーク 加藤
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先週は堀江さんの大活躍だった!今週はオレの出番……かな? 関西騎手情報担当の加藤です。

早速だが、今日はみんな大好き、川田将雅に注目してみよう。

春競馬の後半からやや勝利ペースが鈍っていたんだが、ココにきて再びエンジンがかかってきた。先週は小倉記念をエヒトで制し、今週は交流重賞・クラスターCをリメイクで勝利だ。

それもあってルメールとのリーディング争いが熾烈なことになっている。ここまでの推移を見てみよう。

川田とルメールのリーディング争い
■今年3月末時点
川田将雅41勝ルメール37勝

■上半期終了(宝塚記念当日)時点
川田将雅73勝ルメール77勝

■先週終了(8/13)時点
川田将雅99勝ルメール95勝

という風に、夏競馬に入って再び抜き返すことに成功している。

ちなみに先週は川田が6勝、ルメールが5勝だったんだけど、川田は計9鞍で6勝だから末恐ろしい。ルメールも14鞍で5勝だから普通に凄いはずなんだが……。


特に小倉記念のエヒトはマジで上手い騎乗だった。こう言っちゃ他の騎手に悪いが、アレは川田じゃないと多分勝ってないとまで思わされたよ。

そもそも、エヒトという馬はスタートと折り合いに課題がある馬で、噛み合った時の末脚は光るものがあるんだけど、それを発揮させるのが難しいんだよ。そんな馬を、海外で一度乗ったことがあるだけの川田がアッサリと乗りこなすんだから、技術の高さが如実に出たと言えるよね。

直近のレース(※海外除く)の通過順と、今回の通過順を見れば違いは明らかだ。左から1角-2角-3角-4角となっている。

今回:小倉記念  4-4-3-2(16頭立て)
七夕賞(8着)    11-9-8-9
アメリカJCC(2着) 10-10-11-10
チャレンジC(3着)  6-6-6-5
新潟記念(14着)    10-9

ご覧の通り、最近の競馬の中で一番の好位置を取っている。しかも、スタートで出負けしてるにもかかわらず、だ。

これは直近の負け方と小倉開幕週の馬場コンディションを踏まえて、何が何でもポジションを取りに行くという川田の明確な意思があってのものだ。とはいえ、考えはあってもその通りに競馬するのがどれだけ難しいか……という話だよ。

年間で多数のレースが行われる中で、「マジで上手いわ!」と唸るレースは数少ない。むしろ、中堅や若手の「下手に乗りすぎだろう……」という場面に出くわすことの方が格段に多い。そりゃそうだよな。勝ち馬は1頭しか居ないんだから。

だからこそ、こういった“神騎乗”は広く知らしめたいと思わされるよ。川田が上手いことなんて誰でも分かってるだろうけど、このレースはその最たる例だったと思うね。


ただ、そんな川田でも“どうにもならない”馬だっている。それでも人気になるんだから彼にとっては可哀想でもあるな。

例えば、先週の競馬で言えば日曜小倉10Rのチャンスザローゼス。単勝1.7倍の断然人気だった。ただし、結果は13頭中9着惨敗。ハイペースで逃げて失速という自滅に近い競馬だった。

コレを予期していたのが、手前味噌ながら我々である。このレースは堀江さんの推奨鞍だったから覚えている方も多いかもしれないが、推奨根拠としてこんな情報を公開していた。

堀江さんの的確ジャッジ 

チャンスザローゼスの能力は3勝クラスでも上位なのは間違いないんやけど、軽い骨折明けとあって「正直、脚元を気にしながらの調整なんですよね」と担当者。川田サイドとしても、この馬に関しては操作性に難しさがあるという話。

ポイントとしては、

・2歳時にオープンを勝っている実力馬だが、今回は仕上げに不安がある

・操作性に難しい⇒川田をもってしても折り合えない可能性がある

という部分。コレはオレも取材の感触からある程度根拠があった。

そして、実際に危惧した通りの結果になったということ。それでも売れるのが川田なんだよな~。裏では厳しいことばっかり言ってるんだけどねえ。

要するに、関西情報を軸に“川田で過剰人気する馬”が分かっていれば、その隙を狙って逆張りを成功させることも可能になるということだ。

昔だったら武豊さんがそうだったように、名前で売れる騎手との付き合い方っていうのは本当に大事なんだ。信頼できる状況ではしっかり頼りつつ、危ない馬は嫌っていく。まさにコレよ!


ちなみに、先週は小倉で騎乗した川田だけど、夏競馬の残りは札幌と新潟で騎乗予定。九州出身だから小倉に愛着があるとはいえ、他の開催場で大事な馬の依頼を持っている以上は仕方がないよね。まあ、再来週はワールドオールスタージョッキーズの絡みなので不本意かもしれないが(笑)。

どこに飛んでようとも、川田サイドの話が色々と入ってくるのがオレの強みなので、今後も関西ジョッキー情報に関しては任せてほしいね!

加藤

関西ジョッキーは「だいたい友達」
幼少期に競馬場で武豊を生で見てジョッキーを志し「圧倒的に勝ちまくるユタカとアンパンマンが幼少期のヒーローだった」(本人談)。残念ながら競馬学校入学の規定に合わず夢を断念するも、同じ世界で働きたい一心で業界に飛び込んだ。「最後に馬券を託すのは騎手。騎手なくして馬券は買えない」が座右の銘で、関西ジョッキーはだいたい友達を公言し、騎手エージェント事情にも深く精通している。

騎手を志しただけあって騎乗技術にはとてもうるさく、ほとんどの騎手のクセを手の内に収めている。横山武史、坂井瑠星など、サイト内でブレイクを予告した若手騎手が軒並み大活躍中。

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