個性派記者の本音トーク 加藤

【2024年の話】今年との違いが多すぎて対応力が問われるぜ!

個性派記者の本音トーク 加藤
#

ちわっす。騎手情報担当の加藤です。つい最近、2024年の日程が発表されたので今日はその話題をしよう。

#

例年、菊花賞週あたりで正式に発表されるので今年も“そろそろかな……”と思っていたら、やっぱり今週月曜日に出たわね。2024年の日程だ!

オレたちは水面下で色々と聞かされていたり、厩舎関係者から「来年はアレがアレらしい」なんて耳打ちされたりで、事前から何となくは知っていたんだが、改めて発表されて細かいところまでチェックすると、色々な変化が見られるな。

この日程発表に従って、現場では来年に向けた準備や、管理している馬たちのローテーション選定を進めて行くわけで、もう来年の馬券に向けた戦いも始まっていると言って過言じゃない。まずは目の前のレースを全力で頑張りつつ、2024年のCHECKMATEにもご期待いただこうじゃないか。


さて、ココからはオレ(加藤)が個人的に気になった2024年の大きな変更点を見て行こう。今回は3つのポイントを採り上げるぞ!

加藤が注目!2024年の競馬 

①正月開催が1月6日(土)からスタート!

②阪神の改修工事によって代替開催が多数

③重賞レースの条件変更も多数

①正月開催が1月6日(土)からスタート!

これは正直、現場にとっては朗報だと思うね。3日間開催で始まるという点では大変だけど、例年より1日遅い開幕という点は良いことだし、中途半端な曜日に始まるワケじゃないので、調教は比較的しやすい日程だと思う。

オレは「1月4日(木)に金杯をやって、6~8日で3日間もやるつもりなんじゃないか」とまで考えていたんだが、結局は無難なところに落ち着いた。

6日に金杯開催なんて随分と珍しいな……と一瞬思ったけど、実は2018年も全く同じような日程だったらしい。スミマセン、マジで覚えてないっす。

まあ、オレとかビッグボス(堀江記者)の場合、年始も元旦からやってる地方競馬で馬券買ってることが多いから、別に休みが増えようがあんまり関係ないんだけどさ(笑)。

ただ、大半の競馬ファンの方々にとっても、平日に金杯が行われるより良かったんじゃないかな。これは結構、誰もが納得の決定だったと思うぜ。

②阪神の改修工事によって代替開催が多数

2023年の大きなトピックスとして『京都競馬場のリニューアルオープン』というものがあった。ようやく改修工事が終わったと思った矢先、次は阪神競馬場を色々と工事するんだよな。JRAも頑張るねえ。


その影響で、例年6月以降に阪神で開催しているところが、色々と変更になっている。主に京都と中京に振り替えだね。

中でも注目は宝塚記念が京都芝2200m(外回り)になるという点と、年末の2歳GI(阪神ジュベナイルF、朝日杯FS)が京都芝1600mになるところじゃないかな。特に、宝塚記念はどうしても紛れが多い阪神芝2200m(内回り)から、ガラリ傾向が変わるだろう。この条件を嫌って回避する有力陣営が毎年のように居る中で、来年はかなりメンバーが揃う可能性も十分考えられる。

なお、宝塚記念の京都開催は2006年(ディープインパクトが勝利)の年以来。その前は1995年だから……ダンツシアトルが勝利した年、すなわちライスシャワーの悲劇の年ということだな。


ちなみに、阪神の工事が直接影響しているのかは分からないが、例年だと7月に中京⇒8月に小倉という開催スケジュールのところが、来年は逆になっている。これは流石に違和感があるねえ。

③重賞レースの条件変更も多数

2024年の重要なポイントとしては、やはりダート重賞の拡大と、中央・地方の垣根が払われたことだろう。大井で行われる東京ダービーを筆頭に、南関東のダート3歳路線に中央馬が出走できるようになる。

その関係で、これまで東京ダート1600m戦で慣れ親しんできたユニコーンSが京都ダート1900m戦へと変更。日程も天皇賞(春)の前日となった。これはビックリだねえ。

オレは普段から地方競馬も好んでチェックしているし、それが良い馬券に繋がるケースも多いんだけど、来年からはダートグレード競走もコンスタントに情報提供しようかしらね。



とまあ色々喋ったんだけど、長年この世界に身を置いている人間としては、ココ数年はしょっちゅう開催日程が変わったり、重賞の条件が変わったりすることに、ある種の寂しさを覚えていたりもする。

もちろん、現場取材や勝負馬券は時代の流れに合わせて変化させていくことが当然なので、その点では別に良いんだけど、オレも根本は“競馬ファン”だからさ。季節によって染みついている習慣や記憶ってのがあるワケさ。風物詩がなくなる……とでも表現すれば良いのかな。

極端に言っちゃうと、例えば有馬記念が中山芝2500mじゃなくなったら、やっぱり寂しく思うだろう? それのマニアックなバージョンだと思ってくれ(笑)。

あと、これも毎年色々と言われる話なんだけど“そろそろ北海道シリーズを元の日程に戻しても良いんじゃない?”とは思ってる。函館・札幌ともに8週間(2開催)にして、スプリンターズSの直前までやろうよ~。



という感じで、今日は“閑話休題”みたいな記事になっちまったが許してくれ。山川クンの記事の方では菊花賞の座談会も開いているので、ソッチも忘れずに読んでくれよな!


加藤

関西ジョッキーは「だいたい友達」
幼少期に競馬場で武豊を生で見てジョッキーを志し「圧倒的に勝ちまくるユタカとアンパンマンが幼少期のヒーローだった」(本人談)。残念ながら競馬学校入学の規定に合わず夢を断念するも、同じ世界で働きたい一心で業界に飛び込んだ。「最後に馬券を託すのは騎手。騎手なくして馬券は買えない」が座右の銘で、関西ジョッキーはだいたい友達を公言し、騎手エージェント事情にも深く精通している。

騎手を志しただけあって騎乗技術にはとてもうるさく、ほとんどの騎手のクセを手の内に収めている。横山武史、坂井瑠星など、サイト内でブレイクを予告した若手騎手が軒並み大活躍中。

#加藤の記事を読む