個性派記者の本音トーク 佐山

現場で取材中に怒鳴り声が…!?

個性派記者の本音トーク 佐山
どうも、関東の佐山です。

いよいよ来週からは東京開催がスタートする。東京競馬場というのは日本を代表する競馬場。ビッグレースも多々行われるが、この春の東京というのはひと際特別な開催だ。なにせ、NHKマイルCからは安田記念まで5週連続でG1が行われる。同一競馬場で5週間も続けてG1が組まれているなんて、日本では東京競馬場だけだ。

そして、その中には日本ダービーが含まれる。ダービーは現場のホースマンはもちろん、ファンやマスコミにとっても特別なレース。毎年現場での盛り上がり方というのは異質なものを感じるし、今年は競馬場への入場制限もなくなる。かなりのお客さんが入るんじゃなかろうか。

オレも適宜東京競馬場での情報収集を行う予定だ。美浦トレセンや外厩施設、そしてその付近も含めて情報を集めなければいけない場は色々とあるため毎週とは行かないが、ちょこちょこ顔を出していこうと思う。もちろん、何かお伝えできることがあれば随時サイト内で皆様にお伝えしていくぞ。


しかし、現場で取材をしていると色んな場面に立ち会うものだ。今週の週中なんかは、とあるジョッキーが寝坊してしまい追い切りに出てこなくて、遅れてきたところを某調教師に「ふざけんな!オマエはもうウチの馬に乗るんじゃねえ!」と怒鳴り散らされていたシーンなんかもあった。

とはいっても、そんなことって新聞記者も表には出さないからな。一般の方々からしたら知る術もない話ではある。

ただ現場ではその問題を受けて「ヤベエ、調教師ガチギレだったよ。今週は結果出さないと乗り鞍に響くかもしれん」なんていう声が出ることも。裏では気合の入る週になる、なんてこともあるんだから、内部事情は知っておきたいところ。

そういう表には出ない話をしっかり聞き集めているし前々から話していたように春の東京では既に面白い勝負情報も入手している。今後も是非ご注目を。

佐山

栗東から美浦へ…ライバル陣営の情報は任せろ
ビッグボス堀江を師と仰ぎ、かつては同じく記者として栗東で活動していたベテラン。栗東を出たことのない根っから地元民だったが、ある時に関東情報の収集のため美浦に派遣されたことをキッカケに、今では『ライバル陣営』にあたる関東圏の勝負情報を一手に引き受けるリーダー的存在となった。

本人曰く『向こうの水が合っていた』とのことだが、実際は“遊び”の環境が揃う関東圏の生活が楽しくて仕方がないらしい。しかし、仕事には一途であり、その“遊び”も含めて関係者からの本音を引き出す技術は一級品である。

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