
ちわっす。関東の佐山でございます。
いよいよダービーまであと3日。今年も人気上位は関東馬になりそうだね~。
スポーツや専門紙でも様々な話題が飛び交っているが、核心を突くような関係者の本音はなかなか見当たらない。
実際のところ、関東勢は「これは関西馬相手でも勝負になる」と思える馬も居れば「ダービーという舞台においてはちょっと経緯が怪しいな」という人気馬まで、情報面では明暗が大きく分かれている印象だ。
この後もオレは関東陣営をしっかりと探ってくるのでご注目いただきたい。関西馬の方は山川クンの記事も参考にしてくれよ。
さてさて、オレからは一足先に『北海道シリーズ』の話をしよう。特設ページでも先取りで情報を公開しているように、我々はすでに夏競馬に向けて準備を進めている。
トレセン界隈でも「ココまでの調整はバッチリ。後は函館に持っていってどうかだけど、開幕週から勝負だと思っているから楽しみにしておいてよ」なんて話題も結構多い。特に、ダービーに無関係な厩舎ほど夏競馬の話ばっかりしているよ(笑)。
昨年も10万馬券超の特大配当も含めて沢山の反響を頂戴しているが、それを超えられるように頑張るよ。

ちなみに、古くからCHECKMATEをご利用いただいている会員様ならご存知の通り、基本的には北海道シリーズでも関西馬が強い。昨年の結果を見ても一目瞭然だ。
【出走頭数】
関西馬:1944頭 関東馬:1932頭
【勝利数】
関西馬:176勝 関東馬:135勝
【馬券圏内(1~3着)】
関西馬:499頭 関東馬:435頭
こんな感じで、出走頭数は東西でほぼ五分だけど、勝利数や3着以内の数は関西馬が優位に立っている。ま~、コレが競馬界の現状だから仕方がない。
一方で、北海道シリーズの面白いところは『普段は東西のトレセンに分かれている関係者の交流が非常に多い』という部分だ。関西の厩舎を関東のジョッキーが手伝うという場面も少なくない。逆もまた然りだな。
そういう繋がりの元、関東所属の騎手が強力関西馬に騎乗して勝利を挙げる機会も目立つし、“西高東低”だからといって関東勢の情報を軽視するワケにはいかないぞ。
なお、まだ一般的には報じられていない情報だとは思うが、関東圏から北海道シリーズ前半戦(函館開催)に参戦する主なジョッキーは下記の通り。順不同だ。
横山武史
横山和生
丹内祐次
佐々木大輔
横山琉人
黛弘人
勝浦正樹
小林勝太
小林美駒
土田真翔
山田敬士
石田拓郎
(その他追加、変更の可能性あり)
近年、北海道シリーズの中心ジョッキーとなっている横山兄弟はもちろん、「普段の調教から熱心で、どんな馬でも全力で乗ってきてくれる」と関西関係者からの支持も厚い丹内、2年目の今年は飛躍のキッカケを掴みつつある佐々木あたりは馬券的にも重要な存在になるだろう。
知る人ぞ知る夏競馬の大きな儲け処、北海道シリーズは6月10日(土)開幕。どうぞお楽しみに!

佐山
栗東から美浦へ…ライバル陣営の情報は任せろ
ビッグボス堀江を師と仰ぎ、かつては同じく記者として栗東で活動していたベテラン。栗東を出たことのない根っから地元民だったが、ある時に関東情報の収集のため美浦に派遣されたことをキッカケに、今では『ライバル陣営』にあたる関東圏の勝負情報を一手に引き受けるリーダー的存在となった。
本人曰く『向こうの水が合っていた』とのことだが、実際は“遊び”の環境が揃う関東圏の生活が楽しくて仕方がないらしい。しかし、仕事には一途であり、その“遊び”も含めて関係者からの本音を引き出す技術は一級品である。