個性派記者の本音トーク 佐山

【函館でさらに飛躍】頑張ってるイチオシのアイツを再び紹介!

個性派記者の本音トーク 佐山
佐山

関東担当の佐山です。

美浦も大変暑うございます。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけを。

早くも2023年の競馬が後半戦に入る。一般的には夏休みなんて言葉もあるが、オレたちの世界に休みは存在しないと言っても過言ではないだろう。

夏には夏の楽しみがあって、儲け処がある。オレたちはひたすら頑張るのみだ。新生CHECKMATEにとって初めての夏本番も、ぜひお付き合いいただければ幸いだ。


というワケで、今日は珍しくオレから北海道シリーズの話題をしてみたい。1回函館開催の3週間が終了して、色々と見直すタイミングでもあるからな。今日は騎手の成績について注目してみよう。


……ちなみに、騎手ネタを扱うことに対して、加藤クンからは許可をもらってますので「お株を奪うな!」なんて言わないでね(笑)。彼はどうやら今週以降の馬券のことでちょっと忙しいらしいので。


※ちなみに、1回函館終了時点での東西別成績は関西馬42勝-関東馬31勝。関東馬の方が出走頭数がやや多い関係で、勝利数も、勝率も東西格差はまだまだある……という実情ではあるな。まあ、大レースはよく頑張ったと思うけどな。


前置きが長くなった。1回函館開催の騎手成績はこんな感じだ。成績・勝率・騎乗馬の平均人気と共に見てみよう。

■1回函館 騎手成績TOP10
騎手着別度数勝率平均人気
藤岡佑介(9-2-2-20)27.3%5.9人気
佐々木大輔(8-7-7-35)14.0%5.0人気
横山武史(7-1-4-20)21.9%2.9人気
富田暁(6-3-3-33)13.3%7.8人気
鮫島克駿(5-6-5-34)10.0%4.2人気
丹内祐次(4-5-5-45)6.8%6.3人気
武豊(3-4-2-21)10.0%3.4人気
浜中俊(3-3-2-15)13.0%5.7人気
角田大和(3-3-2-30)7.9%8.2人気
横山和生(2-6-3-24)5.7%6.4人気

ちょっとビックリだよ、この数字。こう言っては何だが、藤岡佑介が前半の勝ち頭になるとは。

藤岡佑介で面白いのは『1番人気馬への騎乗はわずか1回しかなかった』こと。その馬をキッチリ勝たせている上で、難しい馬をことごとく勝利に導いているのは見事。騎乗馬の平均人気を考えれば、今年はめちゃくちゃ冴えてるね。後半戦はどうなるか楽しみだ。

そして、関東所属騎手で一番勝っているのが2年目の佐々木大輔。オレが以前からサイト内でずっと推しているイチオシの若手だ。騎乗数に恵まれているとはいえ、横山武史より多く勝ったんだから大したモンよ。過去に「今後絶対に伸びてくる」と紹介した記事の方もぜひ読んでほしい。

若手の中ではアタマひとつ抜けた!
レースぶりも普段の姿勢も高評価

特に、この春は他の若手が問題行動で“自滅”していった中、悪い評判も聞くことはなく、それでいて積極的な騎乗姿勢を崩さずに勝ち星を重ねて行った。このまま順調に伸びてほしいモンだ。

先週は土日で4勝の固め撃ち、特に宝塚記念がある関係で有力騎手が不在になった日曜日は、全12鞍の騎乗で3勝を挙げた。CHECKMATEとしても、極秘情報だった日曜函館12R(※少人数限定案内)の◎シロンをキッチリ勝たせてくれたのは良かったな。

極秘インサイダー情報
(少人数限定オプション勝負)

[6月25日(日)函館12R]
◎シロン(2番人気)
△フリントロック(7番人気)
△スクルプトーリス(8番人気)

馬連:4470円的中
3連複:1万5840円的中

※裏事情が多いレースだったので、ごく一部の方のみの公開となったことはご容赦いただきたい。


ちなみに、大輔の成績の内訳を東西で分けると、実は関西馬に乗っている時の方が成績が非常に良い。上半期のローカル回りで結果を残したことで、関西厩舎から声がかかる機会が徐々に増えてきているのもオレとしては嬉しい限りだ。

関東馬騎乗(5-5-6-27)
勝率11.6% 複勝率37.2% 平均人気4.5


関西馬騎乗時(3-2-1-8)
勝率21.4% 複勝率42.9% 平均人気6.4

とはいえ、前半戦は横山武史が函館に居ないタイミングも多かったし、来週からはルメールが函館に参戦してくる見込み(※今週は夏休みで不在)。ここからが正念場だ。

それでも、今のスタンスを崩さずに真摯に騎乗してくれれば結果はついてくると思う。読者の皆様も、まだバレていないうちに佐々木大輔の存在はしっかり押さえておいてくれ!

佐山

栗東から美浦へ…ライバル陣営の情報は任せろ
ビッグボス堀江を師と仰ぎ、かつては同じく記者として栗東で活動していたベテラン。栗東を出たことのない根っから地元民だったが、ある時に関東情報の収集のため美浦に派遣されたことをキッカケに、今では『ライバル陣営』にあたる関東圏の勝負情報を一手に引き受けるリーダー的存在となった。

本人曰く『向こうの水が合っていた』とのことだが、実際は“遊び”の環境が揃う関東圏の生活が楽しくて仕方がないらしい。しかし、仕事には一途であり、その“遊び”も含めて関係者からの本音を引き出す技術は一級品である。

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