個性派記者の本音トーク 佐山

【大輔vs武史】若手の活躍に実は焦っている!?

個性派記者の本音トーク 佐山
佐山

こんばんは、佐々木大輔ファンクラブ会員(※自称)、美浦の佐山だ。

過去のコラム記事で再三採り上げてきたが、美浦所属の2年目ジョッキー・佐々木大輔が凄いことになっている。先週終了時点での函館開催のリーディングTOP3を並べてみよう。

函館開催(今週でラスト)の
騎手リーディング争い
佐々木大輔(17-7-9-55) 今週19鞍
②藤岡佑介(12-2-3-23)  今週11鞍
③横山武史(8-9-9-29)   今週17鞍

こりゃあ、余程のことがない限りは大輔が逃げ切るだろうな。それにしてもよくココまで突き抜けたもんだ。

先週の結果を見ても一目瞭然。大輔はとにかく勝てそうな馬でキッチリ勝っているし、騎乗に焦りがない。人気馬での惜敗が続いた武史と比べて、今の充実ぶりは雲泥の差があると言っても過言ではないかもしれない。

先週の函館開催での成績
佐々木大輔(4-0-4-13)
藤岡佑介(1-0-0-2) ※函館のみ
横山武史(2-5-5-7)

中でも、大輔の騎乗で特に驚いたのが7/9函館4Rのランドオブラヴという馬で勝った場面だ。JRAのホームページでぜひレース映像を見てもらいたい。

芝1200m戦で前が速くなり、差し馬向きの展開になった中、それを見越したかのように後方待機から外を回したルメールの馬(ソニックライト)が図ったかのように追い込みを決めた……かと思った矢先に、馬群を縫って一気に差してきた大輔が勝利。

これ、並大抵の騎手なら4角~直線前半で進路が厳しくなった時点でほぼ負けているはず。しかし、そこでも大輔は落ち着いて馬群を抜くために待っていたんだよな。そのジャッジが素晴らしいよ。

もちろん、現状は減量特典の恩恵も大きいけれど、周囲からの評判もとにかく良いし、このままなら若手No.1の地位は堅くなりそうだ。


一方で、大輔の台頭に「実は焦ってるんじゃないか?」と現場で言われるようになってきたのが横山武史の方だ。

皆様もご存知の通り、ココ数年は右肩上がりに成績を伸ばし、大レースも続々と勝った。今ではトップジョッキーの一人として肩を並べるようになっている。そういう状況もあり、武史は常に『上を追う立場』だったんだよね。

ところが、この夏は同じ競馬場で戦っている2年目のアンちゃんに“追われる立場”となった上、ここまでは大きく水を開けてしまった。

もちろん経験値の差はまだまだある。しかし、武史本人も「まさかこんなに大輔に勝たれるとは……」というのが本音だろう。それがレース内容にも少し見えてきているのが心配だ。仕掛けのタイミングや作戦がどうにも噛み合わない場面が随所に見えるのがな……。皆さんも注目しつつレースを見てもらいたい。



とまあ、武史サイドの心配事もあるんだけど、来週から始まる札幌開催の序盤から、良い馬が揃ってるんだよ。だからリズムを取り戻してほしいんだ。

ココだけの話、普通に乗れれば土日で5~6勝できそうなラインナップ。しかも普段から付き合いの深い関西陣営の勝負馬が結構多いんだよねえ。


というわけで、気の早い話だけど、来週は武史に儲けさせてもらうつもりだ。今週は……大輔の函館リーディング確定の瞬間を楽しみにしています(笑)。

佐山

栗東から美浦へ…ライバル陣営の情報は任せろ
ビッグボス堀江を師と仰ぎ、かつては同じく記者として栗東で活動していたベテラン。栗東を出たことのない根っから地元民だったが、ある時に関東情報の収集のため美浦に派遣されたことをキッカケに、今では『ライバル陣営』にあたる関東圏の勝負情報を一手に引き受けるリーダー的存在となった。

本人曰く『向こうの水が合っていた』とのことだが、実際は“遊び”の環境が揃う関東圏の生活が楽しくて仕方がないらしい。しかし、仕事には一途であり、その“遊び”も含めて関係者からの本音を引き出す技術は一級品である。

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