どうも、久々に平日コラム担当、美浦の佐山です。
先週末は当欄で公開した推奨馬券(※シルバーランク以上の方限定)で良い馬券をかっ飛ばすことができた。栗東を軸にしているCHECKMATEだが、関東からも切れ味鋭い馬券を届けていくので今後もぜひ期待してくださいな!
(シルバーランク以上の方限定)
[2月10日(土)東京12R]
◎サルヴァトーレ
★ビーアイオラクル
△レオカクテル(10番人気)
馬連3点目:750円的中
3連複:7930円的中
3連単:2万5370円的中
本題の前にフェブラリーS関連を少々!
重賞担当・山川記者の方では今年も木曜日に『GI座談会』ということで、各記者が独自の視点で注目情報馬をプレゼンしている。
その中でオレからは関東馬のオメガギネスを採り上げさせてもらったんだが、戸崎圭太⇒ルメールへの乗り替わりはどう見たって不自然よな。
“オメガ”の冠名でお馴染みの原禮子オーナーについて、近年の傾向をまとめてみると概ねこんな感じになる。
・最後にルメールが原禮子オーナーの馬に騎乗したのは2021年5月。今回は実に約3年ぶり。
・2021年~先週までの主戦騎手は横山和生(78鞍)、横山武史(24鞍)、戸崎圭太(14鞍)とこの3名で勝ち星の大半を占める。
・特に戸崎は原禮子オーナーの馬で2021年以降(7-4-1-2)。勝率50%、複勝率は85.7%と圧倒。
……という状況で、いくら東海Sで2着に敗れたとはいえ、戸崎を降ろすのか? という話なんだよな。
ここまで言うと大体察しは付くと思うが、恐らく生産者であり、権利を半分持ってる可能性もある社台ファームが動いたんだと思うんだよな。というか、そうとしか考えられない状況だ。
果たして、この“強権発動”は実を結ぶのか。勝負度合いはかなり高いことは間違いない中で、注目せざるを得ない状況になっている。戸崎には非常に気の毒な話だがな。
GI裏の京都でこの騎手に注目だ!
さて、本題だ。
今週は東京でGI、小倉で重賞、カタールに川田将雅・岩田康誠が遠征ということで、とにかく騎手が分散しまくっていて、美浦でも『人が足りてねえ!』という声が至るところで飛んでいた。
そんな中で個人的に気になっているのが、土曜・日曜ともに京都で騎乗することにした津村明秀なんだよな。
写真は加藤記者提供
騎手写真はだいたい彼にお任せ
川田将雅や藤岡佑介と同期ながら、ずっと美浦の中堅でなかなか抜きん出るところなく……という立場だったのだが、昨年はデビュー20年目にして、自身のキャリアハイを更新する年間56勝(リーディング15位)をマーク。今年は中山金杯をリカンカブールで制した。
普段から間近で見ているから分かるんだが、津村がココにきて良くなったのは“積極性”が出てきたところ。特に関東圏のレースは皆が皆、消極的な騎乗をするせいで先行した馬がそのまま……みたいな場面も多いんだが、そういう環境だからこそ、前付けの意識が結果に直結しやすいんだ。
また、津村の面白いところは『関西馬の方が成績が良い』という部分。2023年の成績を東西別で比較してみると……。
関西馬(19-12-14-78) 勝率15.4%
と率ベースで見るとかなりの差だ。“関西馬の遠征で困った時に頼りになる騎手”として、実は結構重用されていることは覚えておいてほしい。
そして、今週末の京都遠征に関しては、恐らく「東京に居ても大した騎乗馬は回ってこないし、京都の方が質・量ともにチャンスは多い」という判断で決めたんだろうが、その甲斐もあってなかなか面白い騎乗馬が揃った。
一番のお目当ては土曜の京都重賞・京都牝馬ステークスで騎乗するテンハッピーローズかな。前走(8/27新潟10R)で自分が騎乗してオープン特別を勝たせていて、それ以来の実戦となる点は気がかりだが、本人もそこで気に入ったからこその継続騎乗だろう。
そして、そのテンハッピーローズとセットで、管理する高柳大輔厩舎から良い馬が色々と回って来ている。というか、この厩舎が京都で使う馬は、重賞含めて3頭すべてが津村起用だ。
※ちなみに、津村×高柳大のコンビは2023年(2-4-1-0)で馬券率100%。なかなか見所ある数字だろう?
という感じで、普段は滅多に関西圏の主場で乗らない津村が、敢えてこの土日を京都に費やしたということは、普段以上に色気・勝算・期待があるということは間違いないはずだ。
後は栗東からの直前情報次第だが、その中で良い騎乗馬がいれば積極的に馬券で狙ってみたいと考えている。皆さんもぜひこの土日は“京都の津村”に注目してみてほしい。
佐山
栗東から美浦へ…ライバル陣営の情報は任せろ
ビッグボス堀江を師と仰ぎ、かつては同じく記者として栗東で活動していたベテラン。栗東を出たことのない根っから地元民だったが、ある時に関東情報の収集のため美浦に派遣されたことをキッカケに、今では『ライバル陣営』にあたる関東圏の勝負情報を一手に引き受けるリーダー的存在となった。
本人曰く『向こうの水が合っていた』とのことだが、実際は“遊び”の環境が揃う関東圏の生活が楽しくて仕方がないらしい。しかし、仕事には一途であり、その“遊び”も含めて関係者からの本音を引き出す技術は一級品である。
